ビジュアルの説得力

 川崎LRTは新川崎と塩浜・東扇島を結ぶ路面電車という設定ですが、新川崎から先も日吉まで伸ばしたいな~というスケベ心がある設定です
 とはいえ経営主体が川崎市の路面電車が横浜市の日吉に延長できるかというとまあ…色々面倒だよねってことで将来への含みを残しつつも当面は新川崎駅までの暫定開業という形をとっています
 で、幸町方面から新川崎を通って日吉に抜けるとなるとJR南武線と品鶴線の路線をまたがなくてはなりません。まさかこのご時世に平面交差なんて許されませんので、高架か地下でまたぐなりくぐるなりする必要があります
 川崎LRTは地下を選択。水素動力のLRVにはパンタグラフも架線もありませんのでトンネルの断面はめいっぱい小さくできるわけです。何とトンネル内の天地方向は3900mmしかありません。低床水素LRV万歳! これは建設費もけっこう圧縮できることでしょう
 んで、その新川崎地下駅をモデリングしているのですが

まだ細かいところは作っていませんが、大雑把なイメージとしてみてください。中央の島式ホームが乗車用、両側の相対式ホームが降車用です

 
 圧迫感が半端ないです。中央にいる乗務員が身長170cmですから、天井の低さはお察しください。これ、閉所恐怖症の人はかなりつらいんじゃないかな。ホーム上の天井部分だけでもかさ上げすべきかな。でもそうすると建設費がなあ…
 とまあこんな感じで、設定をビジュアル化すると頭の中で都合よく解釈されていたものが冷徹に具現化されて頭を抱えることになります。やはりビジュアル化は大事ですね