おぢプロレスリング プロレスラーと引退
どうも、おぢです。
新日も全日もNOAHも盛り上がっておりますが、今日はちょっと暗めの話を。
プロレスラーの引退について。
普通スポーツ選手の引退ってのは現役を全うしての華やかな引退、怪我等で志半ばでの悲しい引退等色々ありますが、プロレスラーの場合はちょっと違う部分もあって、概念としての引退、その時の気分での引退みたいないい加減な物もある訳です。
今回はその辺の話を。
先日NOAHの原田大輔選手が首の負傷を理由に引退を発表し、3.9後楽園ホールにて1分間の引退試合を行った。
歳もまだ30台、身体が動かなくなった訳でも無く、見た目には万全な状態での引退試合。
最後に必殺の片山ジャーマンスープレックスを狙うが…首でブリッジが出来ない為に断念して終了。
無念だったと思う。でもまだ36歳。これからの人生の方が長い彼が、通常生活を送れるならば本当に良かったと思える。
引退試合すら出来なかったレスラー、引退と言う選択肢を選べなかったレスラーも何人もいるのだから。
そもそも引退試合を大々的に出来るレスラー等多くは無いし、しばらく見なくなったと思ったらひっそりとフェイドアウトしていたレスラーの方が多いくらいなのだ。
先日の武藤敬司やNOSAWA論外にしても、立ってリングを降りれただけ本当に良かったと思う。
NOAHならば誰もがあの人の事を思い出すのだから。
三沢光晴。
引退どころか、立ってリングをどころか…生きていてくれるだけでも良かったのにと思えるあの出来事。
あの後しばらくおぢはプロレスから離れました。
ちょっと…プロレスを楽しむテンションを保てなくなったと言うか…
今はまたしっかりプロレスを楽しめる様になったけどね😉
そんな三沢光晴のあの出来事があった時期、もう1人苦しんでいた同じ苗字の選手がいた。
現新日本プロレスのトレーナーであり治療院を経営する三澤威である。
新日本プロレスの選手としてデビューし、19歳で試合中に頚髄損傷の大怪我を負って戦線離脱。
後に復帰するも状態悪化しフェイドアウト。
そのまま引退はせずトレーナーとして活動されていたが、いつか引退試合をする為に手術をせず、トレーニングを続けていたと言う。
そして39歳の時、引退試合が行われる事になっていたが、同じ頃に三沢光晴の事故が…
心無い誹謗中傷等もあって引退試合を諦め更に10数年後の今年に手術をされたと。
何が言いたいかと言うと、決まっていた引退試合すら出来なかったレスラーもいると言う事。
中には何度も何度も引退→復帰を繰り返す引退芸人の様な有名なレスラーもいる。それはそれで否定はしないし、それが出来るだけ彼は幸せなんだと思う。
怪我によるフェイドアウトは本当に悲しいし、通常生活すら送れない程の怪我を負ってしまったレスラーの事はずっと応援して行きたいと思っている。
そして、中には引退を選択しないまま、数十年経っている大物レスラーが2人。
蝶野正洋と川田利明。
2人共度重なる激闘の代償で、試合が出来るコンディションでは無く、しっかりしたトレーニングも出来ていない状況かと思われる。
ただ、今回原田大輔とNOAHがああいう引退試合の形を作ってくれた事で、おぢ的にはこの偉大な2人も引退試合出来るんじゃないかと思えて来たのである。
現に蝶野は武藤の引退試合でリングに上がる事が出来た。そこでも引退を発表しないと言う事は…
期待はしちゃうよね😉
5分でも1分でも30秒でもいい。
最後にリングに上がる所が観たい。
川田の場合は尊敬する先輩の三沢がああなってリングに上がる気持ちが無くなったとの事だが、引退を表明してないと言う事は…やっぱり考えてしまう。
かつての弟子であるタイチも「このまま引退なんてさせねえぞこの野郎!」と彼なりのエールを送ってたし。
最低限リングに上がって「引退します!」の一言だけでもいい。
諦め切れないんだよね、プロレスファンとして。
1番プロレスに熱くなれた時代を代表する2人の偉大なプロレスラーの最後をこの目で見届けたいと思うのはファンのエゴだろうか。
話があっちこっちに飛んじゃう支離滅裂な文章になっちゃいましたね😅
自分が歳を取って、好きな選手がどんどんいなくなって行く中で、どうしても残っているレジェンドに期待してしまうんですよ😉
悲しい終わり方、悔しい終わり方になってしまったレスラーがたくさんいる中で、華々しく飾れる人には飾って欲しいと思うんです🥺
今後引退を余儀なくされる次の世代のレスラー達の為にも…
最後まで読んで頂きありがとうございました🙇♂️
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