#Reverb50 日本料理の弁当の力を空の上で感じた体験。

日本食の弁当は機上で食べると尚美味しい。


日本に出張に来ています。今回は大事なお客様との同行という業務の一環です。私、生まれて初めて「プライベートジェット」というものに乗りました。

初めての体験でしたが乗り心地最高でした。旅客機より高い高度を飛ぶそうで揺れも少なく新幹線を連想させる快適で静かなフライトでした。


今回、同行ということでひびきからお弁当をお客様にお届けさせて頂きました。テーブルクロスの上で食べるひびきのお弁当。美味しく頂くことができました。


実は、機内というのは味覚が微妙に変わることをご存知でしょうか?高い高度では味覚の変化があると言われています。


機内食はメリハリのあるはっきりとした味付けで調製しています。なぜなら上空に行くと、気圧の関係で人間の五感の一つである【味覚】が鈍感になるから。地上が1気圧だとすると上空では0.8気圧ほどで、この気圧の違いにより、塩味が約20~30%、甘味が約15~20%低下すると言われています。
引用:知ってる!? 知らない!? 機内食に隠された驚きの秘密を紹介します。;ジャルロイヤルケータリング株式会社


今回、お客様と同行させて頂くので私はお弁当を直前に作ることはできません。なので今回は素材の味がしっかりしたメニューを選び、そして調味料を工夫して味をしっかりと組み立てました。お弁当の味をはっきりさせることで、長時間の保存を目指すと同時に冷めても美味しくなります。

特に日本以外の方は「冷めた食事を好まない」という人がいます。(そもそも冷めた食事を食べるという習慣がないのです。)なので日本式のお弁当を好まない方もいらっしゃいます。今回はお客様の楽しいフライトのために美味しい食事を提供したい、という思いで作らせて頂きました。


このような体験で日本食の素晴らしさを体験して頂けてとても嬉しかったです。


マレーシアに帰る際は日本のデパートで機内の食事を調達する予定です(日本のデパ地下は東南アジアの方の憧れの場所の一つです!)。お客様の思考をもちろん伺いますがそれに加えて「味のしっかりしたお弁当を」と担当者さんに囁きたいと思います。


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