札幌初上陸のUber eatsを使ってみての所感
しばらくぶりでした!
家の掃除もできないほどに仕事関係が忙しく、noteはしばらーくお休みしておりました。
今日は定休日です。
朝から整体に行き、帰ってきて何をするでもなく横になっています。
冷蔵庫はカラで、朝から何も食べていません。
そうだ、今こそウーバーイーツ!
使ってみるか!こんな時じゃないと絶対に使わないだろうから!
かつて、「片手で食べながら仕事が出来る!」とマクドナルドが一斉を風靡したときのように、忙しい現代人(ごはんを食べる暇もない)に寄り添ったブレークスルー。ですね。
札幌はしばしばテストマーケティングの場として使われるほどの新しいもの好き都市です。
しかし同時に、地場産業が強く、外から来た企業が根付くには相当の実力がないといけないようで、ことウーバーイーツも試される大地でテストされています。笑
そのためか、それとも他の都市でも一緒なのか、バラマキとも思えるほどのクーポン攻勢!
例えば800円注文で750円オフ!とか、初回に限り1500円引き!とか、1500円注文で1000円引き!とか。
正直めちゃくちゃです。笑
ちなみに飲食店側のマージンは相当エゲツなく、30%オーバー。飲み物は低原価なので問題ないですが、フードはギリギリでやってるお店が多いですから、普段500円で出す商品を1000円で出すなど、こちらの価格設定も結構めちゃくちゃなのです。
その上、配達料とサービス手数料はお客さん持ちだしね!おいおいどんだけ中抜きするんだウーバーイーツ!
まあ、そのぶんしっかり広告宣伝費等に巨額の投資をし、本気で札幌の市場を狙っているのだと思われます。
ここからが本題。
ウーバーイーツ使ってみて、どうだったのか。
①加盟店側の視点
いま現在はクーポンの充実、新規店の少なさ、物珍しさなどから毎日コンスタントに注文が入っているそうです。夜メインのお店は特に、昼が繁盛して嬉しそうでした。ただ、エントランスフリーで加盟したお店は今後潮目で加盟辞退を検討しているようでした。マージンばっか取られて忙しいんじゃ割りに合わないですからね。
私も加盟店申請をする予定でしたが、「便利さよりも意義」を考えて今回は見送りました。出前館も同じ理由で蹴りました。
ちなみにカバーする範囲は結構広くて、たとえば東区らへんのお店から中央区の西15丁目くらいまでは余裕で持っていってくれます。商圏が無理やり広がった感じでしょうか。人の力ってすげえんだな、と思い知らされますね。
②お客さんからの視点
やっぱ便利ですよね。思ったよりトレーサビリティみたいなのがしっかりしていて、内容物の詳細とか、注文してから何分で届くとか、どこの誰が届ける、とかもわかるし、ルートもGPSで見れますしね。
Masamiさん!ありがとう!
タクシーの配車サービスみたいですね。笑
さすが外資系白タクのウーバーといったところ。
ただちょっと、便利さの影の部分というか、ちょっとモヤッとする部分がありまして。
この便利さをお金で買うということ、どこのお店の人が食べ物を作って、どこの誰が自転車で届けに来る、配達の方も差別化を頑張って評価をあげようとします。チップもありますしね。
これがどうしても、資本主義的すぎるなあと思うのです。
少し穿った見方かもしれませんが、金で人を働かせる。目に見える形でわかりやすいですよね。資本主義経済。
ここが、どうしても好きになれないポイントかもしれません。
…
ちなみに配達予想時間はまったく当てになりません。
特に札幌の中心部は交通量も多く信号だらけですので、自転車がまったくすすまないですよね。笑
今回は15分くらい、予定より遅れての到着でした!
あとは、ルートがちょっと不親切かな?
家の裏側の細い路地に案内されててかわいそうです。笑
表にマンション名が書いてあるので、どの建物なのか分からなくなりそうですね!
まとめ
お店で自分が働いている時も、ときたま感じることがある「労使関係」や「資本主義的なふるまい」。
あれもこれも作って、早く!お金は出すから!そんなお客さんがいるとゲンナリしてしまいます。
個人的にはそういう感じ方をするカスタマーが一定数いる事に対して、どんなバリューで補うのか、なんてニッチな事に興味があったりします!
そして、札幌は間も無く冬に突入。
自転車なんか乗れません。
ウーバーイーツ配達員たちは、どんな手段でもって配達するのか?そして運営側も、バラマキクーポンなき後どんな販促で盛り上げていくのか楽しみです。
ということで、293円の十勝豚丼いただきたいと思います◎
がんばろう!札幌の飲食店!笑
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