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あこがれのノースリーブ

若い子は肌が出せていいわね〜と、はるか昔に言われた記憶があります。もしかしたら親に言われたのかもしれません。

なんとなくその時のことが頭に残っているからか、歳を重ねるごとに、どんどん肌を隠すようになってきた気がします。

大人は肌を隠すもの。そんな決まりはないのに、どうしてか遠ざかっていくノースリーブ。気が付いたら何十年も着ていないという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

もしかしたら、自分は腕が太いから…とか、若づくりしているように見えるのでは…とか、思い込んでいるのかもしれません。

無理している感じがしない、それなりの年齢に合ったノースリーブが見つかれば、きっと世界が広がります。

SALUÉの「pin tuck sleeveless blouse」「pin tuck sleeveless dress」は、それを後押ししてくれるアイテムのひとつです。

きっちり首元までしまったバンドカラーに、張りのあるコットン生地をたっぷりと使い裾に向かって広がっていく形はとても優雅。

見える部分をすべて華奢に見せてくれる、魔法の形のノースリーブです。

このノースリーブのブラウスとドレスは、2019年にコットンを使ったアイテムとして登場しました。

でも、SALUÉはリトアニアリネンをメインにしたブランドであり、お客様からもリネンでこの形があったらいいのに…とご要望をいただく機会が増えたため、2022年よりリトアニアリネンを使って新たに登場しました。

もともとコットンで作っていた形をリトアニアリネンで作る。それが一筋縄ではいきませんでした。
同じような出来栄えにするために、パターンを直す必要も。

コットンとリネンは縮率が違うため、織り目の向きでねじれが出てしまったり、洗濯したら縮んだり、なかなかややこしいのです。

それでもどうにか完成したリトアニアリネン版のノースリーブは自信作です。

パリコレで着るような服の難しい縫製をしているプロでも、これは縫うのが難しい…と言っていたピンタック。リネンでもきれいに表現できました。

このピンタックのおかげで、裾に向かってフレアなラインが実現します。

ブラウスは少し裾を長めにしているのも、このラインが身体をきれいに見せてくれるように。
おなかまわりやヒップラインをうまく隠してくれています。

ノースリーブは絶妙なパターンで服の中が見えにくくなっています。
また、肩いっぱいの長さがあるため腕のラインがきれいに見え、腕を出すことへの抵抗感がなくなります。

ブラウスには、アクセントに玉虫色に輝く丸いボタンを。

SALUÉではあまり使ったことのない特徴的なボタンですが、天然石のように見る角度で色が変わりどんな色にも馴染みます。

リトアニアリネンを使った「pin tuck sleeveless blouse /light weight linen」は、軽やかな薄生地での3色展開。

ink black、powder blueに加え、2022年秋冬の新色リネンである ash green を取り入れました。

また、ブラウスに続きドレスもリトアニアリネンで新登場です。

「pin tuck sleeveless dress/mid weight linen」は、1枚でさらりと着たいという方の願いを叶えたく、透け感のない中厚のリトアニアリネンを使っています。

実はこちらも2022年秋冬の新色リネン。少し赤みがかった薄いブラウンで、SALUÉのオリジナルネームとしてnew brownと名付けました。

また、ドレスはブラウスと異なる水牛風の細工ボタンを使っています。そうしたちょっとした違いでも雰囲気が全然変わります。

細身のデザインに見えて、体型の許容範囲が広いのがSALUÉの服。

こちらのノースリーブドレスも、かなりの生地量を贅沢に使用し、ゆったりとした着心地とカバー力を実現しています。

「pin tuck sleeveless dress/mid weight linen」はEnvelope Onlineshop 限定カラーのblack も。

うだるような暑さは、ノースリーブで軽やかに乗り過ごせたら。
腕を出すなんて考えたこともない!という方にこそ、ぜひ着てみていただきたい1着です。


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