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8ヶ月経過: 未経験エンジニアとして働いて「これ勉強しておけばよかった」まとめ

はじめに

お久しぶりです。はじめましての方ははじめまして。

私は、今年の1月から東京都のデジタル人材育成支援に参加し、3月下旬から未経験エンジニアとして中途採用していただき都内某所でSEとして働いている。
今回は、半年(実際はもうちょい)働いて「これ勉強しておけばよかったなぁ」ということについてまとめた。

いち: 仕様書からコードが書けない

要するに「ロジックが考えられない」「フローチャートが書けない」って感じだと思う。(参考: 上司からのフィードバック)
対策として「フローを書く練習をする」を実践した。
問題集としてはAtCoder(競技プログラミング)を3年目の先輩におすすめしてもらったので、それを活用している。
C#を使うことが多いので、C#でA問題とB問題を1~2か月ほど今ちょこちょこ解いている状況。B問題は最初解くときにまずフローチャートを書いてから解く、ということを実践した。(というかそうしないと書けなかった。)
最近は業務でもちょっとしたロジックなら、ヒントをもらって自力で解決できるようになってきた。うれしい。
また、競技プログラミング自体が面白い。なかなか時間が取れないので、リアルタイムのコンテストには参加できていないが、解けるとよっしゃ、と思うし、他のきれいな回答を見ると勉強になる。
また、自分の回答をnotionなどにまとめておいて、実務で「これこうやったらかけそう」というときに辞書的に使ったりもする。便利。

に: SQLが書けない

実務で絶対遭遇するデータベースの実装。
SQLが書けるだけでだいぶ助かる実務が多いように感じた。
SQLは構文覚えるだけなので、どんどん書いて覚えるのが早いと思う。場数だ……。
最近勉強で使ってて良いなと思うサービスはSQLabさん。

覚えた構文は早速実務で役に立っている。
環境構築しなくていいので最高。データももうすでに持ってるので自前で用意しなくていいところ、本当に助かる。

(パフォーマンスチューニングとかは最近勉強会で実施した。活かせるようになりたい…)

さん: ソース管理がわからない

職業訓練で学ばなかったソース管理。
有料の職業訓練やスクールでは使い方を教えてもらえるのだろうか…
サービスは1日にしてならずなので、絶対使う。だいたいチーム開発なので絶対使う。

私は全く知らないところから入ったので、理解するまでに苦労した。
概念を理解したうえで使えるようになるとイメージがつきやすいと思う。失敗すると他の人にも迷惑がかかるので絶対勉強しておいたほうがいい。(自分の心理的安全性も高まる。)
基本Gitを勉強しておけばSVN(Subversion)も大体わかると思うのでこれで対応できる。
そしてプロジェクトによってはびっくりルールで運用してるものもあるので郷に入ったら郷に従うこと。
概念的なところは学ぶのが難しいので、動画教材が役に立った。Udemyの「もう怖くないGit!」はおすすめ。

番外編①: 基本情報は取った方がいい

多分これは働いてる環境が資格取得を推奨してるからかもだが、取得してるだけで「好印象に」見てもらえる印象。取って不利になることはない。さっさと取ったほうがいい。

番外編②: ショートカットキーは使えたほうがいい

単純に時間が生まれる。
ただでさえソースを書くのに時間がかかるので、習得難易度が低い(プログラミングと比較して)ショートカットは使えて損なことはない。

おわりに

そういえば東京都のデジタル人材育成支援が、年内の募集を最後に終了するそうだ。私はこの職業訓練が無かったらこの業界には入れなかったと思うので、参加できてよかったな、と思っている。

駆け出しのエンジニアの皆さん、なかなか自助努力ぶつかりOJTな世界だが、一緒に楽しく頑張りましょう。

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