「つむぐ」の“オシャレかわいい”を体現!イメージモデルの撮影現場に迫る
ソルトワークスが運営する年賀状アプリ「つむぐ年賀」。
メインビジュアルにどどーんと登場しているイメージモデルさんが気になった方も多いのでは?
つむぐの“おしゃれ&かわいい”イメージをより際立たせてくれるイメージモデル。このモデル撮影に関する業務もほぼ全て社内のメンバーで行っています。
ここでは、アプリ内やサービスサイトでは語られることのない、モデル撮影の舞台裏やエピソードを撮影チームの業務とともにご紹介します!
イメージモデルを起用するワケ
商品イメージとブランドイメージ
「つむぐ」は写真を使って年賀状やポストカードを作るサービスなので、販売促進や広告など幅広いシーンで人物写真が必要になります。
商品のサンプルには、実際のお客様の写真を許諾を得た上で使用したり、スタッフのお子さんの写真を使ったりしています。その方がリアルさや親しみやすさが出るから。
「こうやって使うんだ」「こんなふうに想い出を残したい!」と思ってもらえるよう、商品開発と同じぐらいサンプルの写真選びにも力を入れています。
一方で、サービスのブランドイメージを高めるためにプロのモデルさんを起用し、アプリのストア画像や広告、販促物などにイメージモデルの写真を使っています。
サービスへの信頼度や知名度が増すことはもちろん、「◯◯さんのつむぐだ!」と覚えてもらえたり、「◯◯さんがモデルを務めているなら見てみようかな」と興味を持ってもらえたりするのも大きな利点です。
ブランドイメージを強固なものにし、新たな顧客を獲得するための入口戦略として、イメージモデルは非常に重要な役割を担います。
イメージモデル選定のポイント
「つむぐ」では、サービスの魅力をより多くの人に伝え、“つむぐらしさ”を底上げしていただくためのイメージモデルを2017年から起用し、これまで3名の子役タレント・モデルの方が務めてくださいました。
「つむぐ」の世界観にうまく溶け込み、ブランドイメージである「遊び心」や「カジュアルさ」を体現していただけるかどうか、つむぐのコンセプト“おしゃれ&かわいい”のイメージに合うかどうか、といったポイントを意識して依頼する方を決めてきました。
モデル撮影に関する業務
社内メンバーの役割
イメージモデルの撮影業務には社内の複数部署が関わっています。販促企画やアプリ内のデザインに使う写真なので、それらの業務を担うメンバーが招集されます。
今年はマーケティングの部署からWEBマーケターが1名、デザインの部署からデザイナーが5名、計6名のメンバーが集まり撮影チームが結成されました。
期間中のタスク
イメージモデルに関する業務は多岐に渡ります。
毎年年賀状シーズンが終わり、2月に入ると次のシーズンに向けてイメージモデル起用の検討からスタート。大きな山場は初夏に行われる撮影本番ですが、撮影が終わった後も写真の選定やメインビジュアルの制作、販促物の制作などアプリ公開のギリギリまで業務は続きます。
事前準備で重要となる業務の一つが衣装選びと撮影カット決め。
メインビジュアルのポーズはどれが一番目をひくか、ブランドカラーや商品の邪魔をせずにモデルさんを魅力的に見せる色・柄の着物はどれか、など、アプリ内や販促物に写真を使った際の見え方や印象まで想定しながら候補を絞っていきます。
髪飾り一つとっても何パターンもの候補を出したり、実際の商品を店で見比べたりしながら何度も打ち合わせを重ねて決めていくのです。
スタイリングや撮影ディレクションもなるべく社内のスタッフで行うことで、イメージに近いアウトプットを生み出せるだけでなく、自分たちの手でブランドイメージをつくり上げることにも繋がっていきます。
撮影当日の様子
撮影は7月某日に撮影スタジオで行われました。
モデルの方にわざわざ遠く北海道までお越しいただくので、スタッフ一同気合が入ります…!
イメージモデルの池村碧彩さんと「つむぐ」がご一緒するのは昨年以来2回目。2年連続の撮影現場ということもあり、皆リラックスしてとても良い雰囲気で撮影がスタート。
つむぐスタッフは、ブランドコンセプトやカットイメージなどをご本人とカメラマンさんにしっかりとお伝えし、あとはカメラマンさんとモデルさんの息の合った撮影を見守ります。
撮影データはその場ですぐモニターに映し出されるので、それを確認しつつ時に指示を出しながらを撮影全体を仕切っていきます。
この日を迎えるまでの入念な準備と打ち合わせの甲斐もあり、大きなトラブルやミスはなく予定していた撮影を無事に終えることができました。
つむぐスタッフ・モデル・カメラマン・スタイリストのそれぞれが“つむぐらしさ”を追求し力を結集させた撮影現場は、まるでひとつのチームのような一体感が生まれていました。
撮影チームメンバーの声
約半年間にわたって今回のイメージモデル撮影に携わった主力メンバーに、一連の業務を振り返ってもらいました。
───苦労した点や難しかったことは?
ロビン:スタイリング業務は初めての経験だったので、手探りで進めていきました。イメージに近いお洋服と髪飾りがなかなか見つからず、スタイリストさんと相談しながら理想に近づけていくのが難しかったです。
ひとつひとつのアイテム選びにこだわりすぎるのではなく、組み合わせて全体のイメージに寄せていくことで納得のいく形にまとまりました。
サヨエル:モデルさんの魅力を最大限に活かしたクリエティブづくりで、サービスの「らしさ」を底上げすることに苦労しました。
昨年はモデルさんをしっかりと見せることを重視していましたが、今年はそれに加えて商品にも目がいくように、ということを意識して取り組みました。例えば、商品(ハガキ)を手で持って前に出すようなポーズは今年ならではの撮影カットですね。これはメインビジュアルにも採用されたのでしっかりと形にできてよかったと思います。
年々追求し続けている“つむぐらしさ”と向き合い、継続とブラッシュアップをし続けることの難しさは改めて感じました。
ミヤマ:モデルの池村さんとは2回目のお仕事となるので、昨年より良いものができるように、外部の方からの評価を落とさないように、など個人的なプレッシャーが実は結構ありました。
「(池村さんが)昨年の撮影を楽しんでいた」と聞いていたので、せっかく今年も引き受けてくださるからにはよりスムーズな進行を…!より楽しんでもらえるように…!という気持ちで入念な準備を心がけました。
───楽しかった点や嬉しかったことは?
ロビン:モデルさんのコーディネートを考えることは以前から興味があったので、机に向かって考えている時間もスタジオでの撮影時間も新鮮で楽しかったです。
自分が携わったコーディネートを実際に池村さんが身につけられて、抜群の可愛さに心打たれたと同時に、イメージが形になったことがとても嬉しかったです。
ミヤマ:撮影関連の動き出しはソルトに入社して半年ぐらいの頃だったので、まだ部署(マーケティングチーム)以外のメンバーと接点がなかったんですよね。初めて「部署を越えて一つの仕事をする」ということにワクワクしました!
また、社外の方との関わりも多くプロフェッショナルな方たちと一緒にお仕事をしてとても刺激的でした。
サヨエル:私も、仲間と一緒に一つのゴールに向かって意見やアイデアを出し合って進めていく過程に楽しさややりがいを感じました。
当日は、可愛くて明るい池村さんを中心に、敏腕で素敵な撮影関係者の皆さんとつくりあげるクリエイティブな時間がとても楽しかったです。
後日、池村さんがInstagramで撮影の現場や衣装を気に入ってくれていたことを投稿してくれていて、すごくにやけてしまいました(笑)
───無事にローンチを迎えてみていかがですか?
サヨエル:自分が関わったものが世の中の人にどう受け入れられるかな、という不安やどきどきはありながらも、早くお披露目したい!という気持ちもあったので、まずは一安心です。
ストア画像やアプリ内など、目立つところにもモデルさんがたくさん登場し、それが新規のお客さまの目にも留まって注文に繋がると思うと、感動しますね。
ロビン:自分が考えたスタイリングをサービスのビジュアルで見るのは不思議な感覚でしたが、少し誇らしくもありました。一緒につくりあげてくださった撮影チームの皆さんと、素敵に着こなしてくれた池村さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
ミヤマ:準備していたスタイリングを着こなす池村さんと、ポーズや表情を引き出すカメラマンさんの力が合わさって生まれた素晴らしい撮影カット。それが社内のデザイナーさんたちの力で「つむぐ」らしさ全開のクリエイティブになり、世に提供され、お客さまに選んで購入していただける…すごく感動的な瞬間の連続でした。
アプリ内はもちろんですが、販促物や広告などあらゆる場所に今回撮影した素材が使われているので、イメージモデルやその業務の重要性を改めて感じ、身が引き締まる思いです。
───ここだけの撮影エピソードを教えてください
ロビン:池村さんがメイク中に私たちソルトメンバーに色々なお話を聞かせてくれたり、オリジナルのクイズを出してくださったんです。何気ない疑問から派生したものや、プライベートにまつわるクイズなど。
カメラの前ではプロのモデルさんとして仕事をこなす大人顔負けの一面を持ちながら、そういった子どもらしい自由な想像力が溢れているのを感じてとても温かな気持ちになりました。(そして大人は皆デレデレでした)
ミヤマ:昨年撮影にいらっしゃった時に北海道のソウルフードであるジンギスカンを食べたと伺ってたのですが、今回も同じくジンギスカンを、滞在中の2夜連続で食べたのだそうです。お仕事とともに北海道を楽しんでくださったみたいで嬉しかったです!
どのつむぐスタッフも撮影業務が専門でなければ、年に何度もこのような業務を行っているわけでもありません。それでも広告代理店に委託するわけでなく、可能な限り業務を内製化し、各々が頭と体を動かして役割を遂行してきました。
全ては”自分たちの手で昨年よりもっと良いつむぐにするため”。
それだけに、サービスのビジュアルがバシッと決まって無事に巳年版の「つむぐ」がオープンした時の喜びはひとしおだったようです。
自分たちのサービスだから、細部まで自分たちで作りたい。
そんな熱い想いが形になった今年の「つむぐ年賀」、ぜひイメージモデルにも注目してお使いください!