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「男性への性教育事業」:第三回ワークショップを実施

みなさんこんにちは!ソルト・パヤタス ボランティアの川﨑です。

「男性への性教育事業」の第三回ワークショップを実施しましたので、現地の様子をお伝えします。


第三回ワークショップの目的

第三回目のワークショップの目的は、「節約方法を知ること」「家計簿を作成できるようになること」です。

「節約と収支管理の必要性について」

どこの世界でも言われる事ですが、節約や貯金をするためには、まず家計の収支を把握することが大切です。ただ、学校でも収支管理の方法は教えられませんし、参加者の中には学校を卒業していない方もいらっしゃいます。ましてや今まで収支を意識してこなかった(もしくは収支を意識する収入がなかった)方にとっては新しい考え方となります。
ワークショップ内では、収支管理をして節約する理由を下記の4つで説明しています。

  1. 家族の病気や怪我などの、緊急予備資金のため

  2. 将来の目標を達成するため

  3. 借金に陥らないため

  4. 家計の安定を確保するため

また、節約の手法の一つとして「まとめ買い」を紹介しました。

単品で買う場合とまとめ買いで買う際の単価の違いについて

普段の収入が少ない彼らにとって、まとめて物を購入するという手法は中々ハードルが高くなってきますが、ワークショップに参加をしている方々と協力してまとめ買いをするということも可能になります。

家計簿について

家計簿をつけるというのも収支を把握する上で有効な手段の一つです。
ワークショップ内で、参加者にも実際に家計簿を記入してもらいました。

食費、交通費、子どもの必需品(牛乳やおむつ等)、子どもの学費(給食など)が記載されており、支出と収入のバランスが取れているように見えます。
しかし、「ローンの返済」の記載がなく、結果的に家計が赤字になっていることに参加者は気づいていませんでした。

家計簿をつけることの重要性は「正確に収支」を管理し、いくら「貯蓄」があるかを把握することです。
収支のバランスが正確にわかっていない場合は、パートナーと一緒に家計簿をつけることをワークショップでは強調して伝えました。

第三回ワークショップを終えて

参加者からは、

・今回のワークショップで、「真実が明らかになった」。
・大きな家族は大きな支出が必要。
・家計簿ワークシートは、収支を管理するのに役立ちそう。

というフィードバックがありました。
これまで収支を意識して記録する習慣のなかった参加者が、家族の将来のためにもパートナーと協力して家計管理のスキルを身につけてもらえるよう、11月まで続くワークショップでフォローをしていきたいと思います。


最後に、「家族の夢」と聞いて何を思うか、参加者に絵をかいてもらいました。

「家族の夢」として「家」の絵を描く父親が多かったことが印象的でした。
彼らの収入は決して多いわけではないですが、その中でも家族の幸せを思っていることが伝わってきました。これからもお父さんたちが思い描く幸せの形を叶えられるよう、ソルト・パヤタスでは支援を続けていきたいと思います。

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