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五十嵐唯 宮下なみ子 著『継続できる海外移住』を読んで(その3)

最終回である今回は、海外移住する上で大切な考え方について読んでいきます

1.感謝するきもちを持つこと

感謝の気持ちは言葉にしなくても伝わる

海外で他言語だからどうせ分からないだろうと横柄な態度をとると、
そういうことほど相手によく伝わってしまう

また、そういう横柄な態度をとる人ほど「日本のブラック社会・働き方が嫌だ」と言うが、
その人自身がブラックな態度をとってしまっている

国内移住ですら、地方に住んだものの地域に住めなくなる人が多い

特に海外では、人権や自由、平等という概念に敏感である

その証拠に収入が低いことや、誰でもできる仕事、3Kだからという理由で差別されない
(これは私が実際そうでした!!)

2.インターネットの情報に注意

海外移住について調べているつもりが、
留学エージェントのページを見ていないか?
留学と移住は本質的に違う
留学は継続が必要ないので、移動することがゴールになっている可能性がある

もしくはノマド系ビジネススクールの勧誘情報ではないか?
海外移住は、「ちょっとその国に暮らしてみた」ではなく、「継続できる海外生活」である


3.自分が日本人であることは消えない

海外の生活に馴染めば馴染むほど、言葉や文化がわかってくれば来るほど、
自分が日本人である事実は変えられないのだと気付かされる
(私も本当にそうだった!)

相手に対しての日本人代表であることを意識するとともに、
日本人としてのアイデンティティやルーツに誇りをもつこと


以上です

後のページは体験談が載っています
迷った時に読んで、また参考にしようと思います

とても現実的で良い本でした
海外移住で起こりうることや、大切にしたいことを「言葉にして」一冊の本にしてくれた感覚です

皆さんも機会があれば読んでみてください

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