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山本常一 著『粘土でつくる』を読んで 後編

表題の本について、今回は造形技法の章を読んだ

造形技法は、主に二次元か三次元かの2通りに分かれる


①二次元のもの
 レリーフという

 レリーフの作り方→浮き彫り
 (地山に粘土を盛り上げてつくる)
 
 タッチ→面の上に残った手や道具の跡

 タッチの種類
  指、へら、布目、金網など

 面全体にあるタッチは、
 タッチとしてよりも面としての意味が強くなる


②三次元のもの
 造形の美しさはフォルム(そのものが持つ基本の形)が決定する
  
 まず全体の形を知り、つぎに部分を考える
 (それがそれであることを決めるのは全体の形であるため)

 デッサン→細部まで綿密に描く
 クロッキー→対象の形をざっくり描く

 芯棒
  支柱、適当な木片、針金、ひもを用いる
  ひもを針金にまきつけると、粘土の定着が良くなる

 仕上げ
  粘土の表面を指でなでないこと!へらを用いる
 
 粘土のままで残す場合
  芯棒を簡単なものし、ある程度乾燥したとき
  芯棒を抜き取ると割れない


以上、2回に渡って粘土で造形をつくる方法を読んできた

まずは二次元のレリーフから実践してみたい
道具については、ヘラはないので適当なカトラリーで代用しようと思う

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