アレクサ、空気読まないで。

いま、最後の店番のために一棚本屋に来ている。

書店にPCを持ってきてるのは棚卸もしなきゃいけないから。19時半になるまではこうしてnoteを書いて、そのあと棚卸するんだ。

今日は江古田の駅から歩いてきたんだけど、途中で以前きてくださったお客様と会った。らしい。ごめんなさい思い出せなかった。

「日曜に行くわね」と言ってくださったのでお礼を述べた。

ただ日曜にはもうわたしはいない。


考えてみたらどこのお店もだけどこのコロナ騒ぎだとなかなかに店に買い物には来づらいのかもしれない。という言い訳。

ここを本屋として推していくためにはわたしはブックレビューが下手すぎた。

ネタバレへの配慮もわからず、配慮した結果薄っぺらい情報を並べたブックレビューがいくつもできあがり、noteにもインスタにも載せるのを諦める。この繰り返しだった。

(だってそもそも頑張ってきたnoteたちの文字数みてよ、この文字数で頑張ったってもうお察しだわ。ここ笑うとこ。)


そもそもそれ以前に読書感想文は毎年の苦痛でしかなかった。

本当はブックレビューが得意な書店勤務経験のある友人にお願いして8月は読書感想文を終わらせる会なんて企画してみたかったのだが。

なお、江古田にある古書店「百年の二度寝」さんで同じようなイベントが開催されると小耳に挟んだ。子供が宿題してくれねえよ!!ってキレそうな江古田近辺にお住まいのお母さんお父さんは検索してみてね。

閑話休題。

一応ブックマンションさんなどのシェア書店にもお伺いして雰囲気を見せていただいたり(客としてふらっと行くのと、観察しに行くのってなんか違うよね、知らんけど)クラブハウスなるSNSにもがんばって顔を出し、書店めぐりや読書が好きなひとのあつまりに参加させていただきご意見をいただいてPOPを作ったり個人的な帯も作った。

あまりにもセンスがなくて18時に作ったPOPを21時に廃棄したけど。ある意味レアアイテム。


結果、いろいろがんばってはみたものの頑張れば頑張るほどオーナーさんや他の店長さんとの行動ベクトルがあわなくなって、イベントのスタンスもひとりだけ浮きに浮いて

店番日記だけはどうにかがんばったのが一棚本屋でのわたしの行動である。


きっと不良因子のわたしが抜けたら、ここは「来て欲しい対象」がちゃんと絞られて参加する人も惑わずにイベントにも参加できるんだろうなと思っている。

「範囲を広く集客する」を目指すには「ターゲットが絞られすぎていた」とかなり初期からそして今になっても自分は思ってる。これからはどうなるのかはわからないけれど。



半年とちょっとかな、一棚本屋のプロジェクトに参加させてとても勉強になったなあって思いながら、棚の一番上にいるアレクサを恨む。

18時ちょっと前に「音楽流して」と頼んだら、アレクサのやつよりによって「プレイリスト 卒業ソングを流します」だって。

わたしアレクサには「今日最終日だよ」なんて言ってませんけど?

しかももう1時間以上経ってるのにまだプレイリストが卒業ソングのままなの。

そりゃ今日の営業日誌(リアルタイム)も卒業にあたってみたいな心持ちになりますわな。

ねえアレクサ!明るい気持ちで棚卸させてくれよ!!

アレクサ「アマゾンミュージックより2020ネンネンドの(Not誤字)ヒット曲を流します」


かかった一曲目は「パーティーを止めないで」だった。さあ棚卸だ!!!(爆笑)

サポートいただけたらうれしいです。次の運命の出会い(猫様かもしれないし犬様かもしれない)と出会ったあとのための軍資金にします。