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米国経済今週のポイント(1月15日~19日)

こんにちは、Saltです。
今週の米国は月曜日が祝日のため、金融市場は火曜日スタートです。

(Salt作)

今週は、米国の経済統計の注目は小売売上高。先週発表のPPIの結果が下ぶれたことで、FEDのインフレ抑制はいよいよ最終局面であることが確認されました。

今月末のFOMCに向けて、間もなくブラックアウト期間入りとなりますが、インフレが減速する中、米国のGDPの約7割を占める個人消費の状況にはFEDも注目していると思われます。一部では消費減速を示すデータもあるが、基本的にはまだ強い個人消費を確認することになります。

その他、住宅関連統計(NAHB住宅市場指数、住宅着工件数、中古住宅販売)について、特に住宅在庫の推移がどうなっているかを確認していくことになりそうです。

先週は、大手米銀決算が発表されましたが、今週は主に地域金融機関の決算があります。そして、来週には23日のマイクロソフトを皮切りに大手ハイテク企業決算が控えており、企業決算にも注目です。

この辺りのレビューは来週月曜日のメルマガでフォローします。

また、欧州市場では、17日に12月消費者物価指数(HICP、改定値)、17日と18日にラガルドECB総裁発言も控えています。インフレや景況感、あるいは今後の金融政策について言及があるか、注目です。