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米国経済今週のポイント(7月8日~12日)

こんにちは、Saltです。

Salt

今週は、パウエルFRB議長の議会証言が2回予定されています。

パウエルは先週ECB主催の会合で、「(足元のインフレ圧力低下を認めつつ)利下げに先立ちそれを確証するデータを確認する必要がある」との認識を示しています。よって、今週の証言でも同じような内容の見解が示されることが想定されます。

さらに、木曜日発表の6月米消費者物価(CPI)については、市場予想と一致、または下回った場合、9月利下げの可能性をやや高める材料になりそうですが、果たして。

また、他のFED高官の発言機会としては、以下が予定されています。

水曜日:グールズビー・シカゴ連銀総裁
木曜日:ボスティック・アトランタ連銀総裁、ムサレム・セントルイス連銀総裁

また、月末に金融政策決定会合を控えた日銀関連では、今週あたりから会合に関するリークも漏れ聞こえてくるかもしれません。

さらに、水曜日はニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表(据え置きの予定)を行います。そして、金曜日からは、米国金融機関大手の決算発表(シティグループ、ウェルズファーゴ、JPモルガンチェースなど)が始まります。

連日暑い日が続きます。皆様よい1週間をお過ごしください。