【雑記】第14回ウディコンのイチオシ
はじめに
本日23:59で投票期間も終わりですね。あとは結果発表を待つのみ。ドキドキしますね。長いようで短かった1か月でしたが、皆様はお気に入りの作品に出会えたでしょうか。
私は沢山の素晴らしい作品を遊べて満たされた気持ちです。面白そうな作品が多かったこともあり、かなり気合を入れてプレイしました。31作品をクリアして、合計で100時間ほど。
作品ごとに色とりどりの個性がありました。どれも素敵な作品であることは勿論ですが、その中でも個人的にひと際気に入ったイチオシ作品について語ります。ネタバレは極力ないようにしますが、ご注意ください。
なんでこのタイミングかと言うと、投票期間中は、特定の作品に肩入れしすぎないという意固地なポリシーを持っているからです。ツイッターでつぶやいて、やんわりとお勧めしあう雰囲気が好きです。
今回の記事は、結果発表で上位の作品に注目が集まる前がベストの紹介タイミングかもしれないという仮定に基づく試みです。
どれも最高に面白いので、この数日間でお手すきの時間があれば、ひとつでも遊んでみてください。そして私と好みが合いそうならば、ぜひ全部!
【17】雲間からレグルス
投票期間中はnote記事を書かないという予定をいきなり崩された作品。あまりにも好みで、自分にとっては十年に一作と言える傑作でした。
ジャンルはアドベンチャー寄りのRPG。プレイ時間は5時間ほど。
ゆっくりと、噛みしめるように、幻想的なSFの世界を味わいたい方におすすめです。桃色の星を飛び交うドラゴン。雲上の楽園に住む天使。辺境の星に眠る遺物。ピンとくるものがあれば。
世界観が素敵なのはもちろんですが、その魅力を伝える表現力、演出力が本当に素晴らしいです。これはRPGでなければならなかった。
↓こちらで長文の感想も書いています。
【66】海賊黙示録
こちらも物語が素晴らしかったです。キャラクタの見せ方、セリフ回しの巧みさが尋常ではない。
ジャンルは、シミュレーション、アクション、RPGの混合といった感じです。プレイ時間は1~2時間ほど。
背中で語る男が好きな方、あるいは、ハイコンテクストな描写を好む方にお勧めです。
黙示録の名の通り、避けられない終末へ向かう世界が舞台です。どう見ても悪役面のおっさん3人が主役。
生きるために略奪を厭わない彼らの内面を知るほど、そのギャップに惹かれます。物語の終盤、BGMが切り替わるシーンでは自然と涙が零れました。
【71】メトロノームファイト
音楽を題材にしたハイパーマルチタスクゲーム。慣れるまでは非常に忙しいのですが、上達を実感するほどに楽しいです。あらゆる面でトップクラスの出来栄え。
ジャンルは、音ゲー×RPGといったところ。ただ、かなり新鮮なプレイ感覚を味わえると思います。私は未プレイですが、マッドラットデッドというゲームとは共通項があるみたいですね。
プレイ時間はクリアだけで10時間近くあります。やり込めば数十時間は遊べるかもしれません。
フリゲBGMを愛するすべての方へ。BGMが主役の物語。いつもは裏方のはずのBGMが表舞台でスポットライトを浴びている、そんな楽しさに満ちています。
物語中では悲劇とともに語られる音楽が、ステージ中では常に楽しさとともにある。この表裏一体の描写が魅力的です。
おわりに
私の好みだけで3作品をご紹介しましたが、まったく甲乙つけがたい作品がまだまだあります。トップ10どころかトップ20を選ぶのも難しいほど。投票が終わっても楽しんでいきましょう!
ちなみに、今回は物語重視の紹介になっていますが、機会を見つけて他の作品の感想も書いていきたいです。10月ごろに始まるノベルゲームの祭典、ティラノゲームフェスも楽しみにしているので、どこまで時間を取れるかは不透明ですが。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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