親の中にわたしがいる
親を見ていると、その中にわたしがいる。
与えられた価値観。
今までの人生で、外の世界から押し付けられた価値観。
それらが親の中に埋まっていて、
それにいちいち「イラっと」してしまって、
ともすれば声を荒げてしまいそうになる。
でも、それは、わたしの中にある価値観と同じ。
同じだから、反応してしまうの。
何の共鳴もしないものには、そもそも「イラっと」なんてしない。
親にわたしと同じものが埋まっているから、
「イラっと」しちゃうの。
すべて、親のせいにしてた。
こんなことをされるから、
こんなことを言われるから、って。
でも、本当の「イラっと」の原因は自分の中にある。
見ないようにしていた昔の感情。
押し付けられた価値観。
克服したと思っていたものも、含まれてる。
それを見つめるために、わたしは親と暮らしているみたい。
離れても、自らの価値観から苦しみ続けるだけ。
ならば、ここで、できるだけのことをやろう。
だいじょうぶ。
何度もこれを繰り返してきたから。
来るべき時に来るべきものが来る。
ただそれだけ。
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