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人体を構成する物質

人間の身体を作っているのは29種類の元素です。原子が結合して分子を作ります。分子が結合して物質になります。そうして私たちの目に見えるようになっているのです。

人間の身体はおよそ60兆個の細胞から出来ていると言われています。(最近は100兆個あるという説も謳われています)

その細胞には核になるものが存在します。原核細胞と真核細胞に分けられます。また細胞は約220種類の細胞組織によって構成されています。(細胞説より)

また人間の遺伝子は約2万2000個と考えられています。昔は3万以上あると考えられていました。面白いことにこの遺伝子の数はなんとハエさんと同じなのです。(ザ・フライと言う昔の映画で人間とハエがテレポットを媒介して合体してしまうお話しは遺伝子の数とかから考えられていたのかもしれないですね。)

ちなみに日本人の主食のお米のイネは遺伝子が3万2000個と人間の遺伝子はお米よりも数が少ないのです。

人体を構成する分子は 水素分子:60% 炭素分子:10% 酸素分子:25% 窒素分子2% その他:3% です。

※ その他には リン・硫黄・ナトリウム・カルシウム・カリウム・塩素・マグネシウム・フッ素・ヨウ素・セレン・ケイ素・ホウ素・鉄・亜鉛・銅・ヒ素・マンガン・モリブデン・コバルト・クロム・バナジウム・ニッケル・カドミウム・スズ・鉛 が含まれるそうです。(文献によって異なる)

物質として考えるなら 水:60~70% タンパク質:15~20% 脂肪:13~20% ミネラル:5~6% 糖質:1% その他:6% とも置き換えられます。

ではでは人間の身体に含まれる原子をそろえたら人間のような生命がつくれるのか?
生命そのものがどのように発生しているかは未だ謎の部分が多いので現段階では不可能と考えられています。正確には物理的に考えるといかなるパターンでも答えはノーです。

(詳細の気になる方は量子力学を学んで頂けると分かりやすいかと思います。)

元素を0から組み立てるとしたらおそろしいくらい長い月日が必要になると考えられます。人間は細胞分裂という素敵な力によってこれらを補っているのです。

何気なく人間は生きていますが生きているということは凄く不思議なことなのです。その当たり前に感謝してこそ生きる価値が見出せるのかもしれませんね。

よろしくお願いします🥺