ストレート勝負
尊敬している人に
「あなたは絶対に思っていないことを言わない。」と(良くも悪くも)指摘されたことがあって
あーわたしって思ってないこと言わないな、と何かにつけて思い出す。
気の利いたお世辞の一つが言えない自分を小突きつつ、
わたしが誰かを褒めたり、感謝したり、励ましたりする言葉は
竹尺みたいに、ずっと真っ直ぐなままでうれしい。後から自分で恥ずかしくなるくらいに。
ついでに言っておくと、わたしの弱点は人の言葉を額面通りに受け取りすぎること。まあこれも、良くも悪くも。
子どものころ、裏で悪口を言っているくせに、
表ではニコニコ笑っている人のことを、
うわべだけの人間だと思っていた。
だから私は、裏でも表でも悪口を言っていた
(それがよいことだったと言うつもりはない)。
『私は私のままで生きることにした』 キム・スヒョン著 より
図書館で何度も借りて読むくらい好きな本しか買いたくない私が、最近買った本。
立ち読みしていて、この本は手元に置きたいなと思った。
もし親切な言葉がかけられないなら、何も言わないほうがいいということは分かっている。頭では。
(「愛の不時着」にハマってからというもの、韓国に関連するものがなんとなく気になって目に付くという動機もあったりなかったり…)
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