シン・男女分断

非常に衝撃的なハッシュタグが話題になっている。元になっているのは白饅頭さんのこのnote。

すみません、有料記事なので読んでません。そういう事なのかもしれないです。

キラキラ競争の末路

これは前回も書いたけれど、「女性がかわいくなる→将来が安定する男を捕まえられる」の競争は、供給過多と情報ツールによって終わりを迎えそうです。

つまりいくら化粧して整形して1軍になってもその成り上がり1軍を養ってくれるハイスペ王子様の数は足りなくて、単にマッチングアプリ等のネットツールで1軍男が好き放題食い散らかしていって、その1軍男は最終的に若い女を摑まえ、成り上がり1軍は被害者女性としてフェミ化していく世の中になったよ、って事でいいのかな?

以前はネットツールが無くて「出会える範囲が限られていた」という条件があったが今はない。
そしてキラキラ競争に参加していればいるほど、「ああ、1軍男に食い散らかされたんだろうな~」と思われる。
Fラン大学が一生背負う勉強出来ない奴の烙印になるように、自分磨きしてる女性ほど地雷の確率が上がるという証明になりつつある。

普通の男性はそんな女性をわざわざ養うつもりもないので余り始める。じゃあどうなるかというと、落ちるところまで落ちたら最終地点は立ちんぼなんだろうけど、その手前でこれからものすごい数の結婚詐欺が増えると思っている。
「可愛くなった自分の活用方法」に目が行くはずだ。

つまり非モテ男性がマチアプで普通に生きてたら自分には可能性があるはずもないような若い綺麗な女性からたまたま言い寄られて「将来の事をちゃんと考えたいんだ」って言われて不動産を買わされる。
おそらくだけれどこの女性はこの男ともセックスをしてる。非モテ男性もそんな可能性はあるはずもないのに、今まで生きていてわかってるはずなのに信じてしまう。頂き女子の進化系。
それのキックバックが数十万だとしたら、回数で割ったらソープより効率良いかも。自分で客も選べるし相手がそんなに遊んでない非モテだったら性病の可能性も低いし立ちんぼよりはマシですね。

不動産だけじゃない、マルチ、暗号資産、投資みたいなものに結婚を餌に落とされるって事。単純な結婚詐欺で金を取るんじゃなくて、「(二人の)将来のために」と思って、ちょろい男が騙される。直接金を取るのではなく、裏でキックバックをもらう形にすれば、単にその男が自分の判断で「普通の消費ではない投資」という自己責任のものに手を出してしまうから、非常に立件が難しくなる。

自分が若い頃、ホストみたいな男に「自分で出来るビジネスをやりたいんだ、今しかチャンスが無いんだ。」みたいな感じで騙された友人がいる。それの逆が起きる。もう弱肉強食の世界よ、ほんと。

もちろん普通の賢い女性はほどほどのところで引き返して自分の幸せを見つけるのでしょうが、こういった少数の女性が悪目立ちするような事件は増えていくと思っている。

カッコイイを目指す女性

俺はこれからはカワイイよりも、身なりも言動もカッコイイを目指す方が女性にとって良いのではないかと思っている。

「カワイイ方面での自分磨きは女性を幸せにする確率を下げるよ」って方向に進むのではないだろうか?もう少し先の話かもしれないけど。

なぜかというと、どれだけ可愛くなっても寄ってくる男は「コミュニティの束縛や責任を持たない」ネットでのつながりがベースになるからだ。

コミュニティでは「女性にひどい扱いをする奴」というレッテルを張られると男からも女からも結構な不利益になる。それが無い。
そしたらいくらでもやり捨て出来る。もちろん、カワイイを目指してカッコイイ男に言い寄られて良い気分化もしれないけど、その男はネットという無限の海で寄ってくる魚を気分によって釣り上げる事が出来るからだ。

このポストの着眼点は非常に面白かった。そう、こういう事なんですよ。

女性の価値

「女性の性的資本の暴落」のワードがあまりにも露悪趣味で腹を立てる女性も多いと思うけれど、私はこれは良い流れだと思う。ほとんどの男は生物的に価値が無いで書いたけれど、男の価値は一部を除いて谷の底だよ。
女性は14歳から30歳くらいまで確かにバフ(ゲームでいう強化)がかかった状態で生きていくことが出来るけど、これをいつまでも続くものとして浪費してしまうと後が辛い。

プリンセス幻想をベースにしたものがすでに流行らなくなってきているのもわかるだろう。
「女の自分磨き」は「ハイスペ男性に釣りあげてもらう事が目的」って一面があるよね、絶対あるよね、さすがに無いとは言わせない。それをもうやめたらどうですか?ってところに来たんだと思う。

確かに戦争がある時代に女性の地位は低い。他の国や団体と命のやりとりで戦う事と出産と育児。これはどう考えても男性の方が負担が大きい。そしてその状態で社会は形成されるので、負担の大きい男の方が地位は高くなる。どうしようもない。戦争終わって数十年は女性の地位は低かったのはまぎれもない事実。
お嫁さんが好きでもない相手と結婚させられ、姑にいびられ、旦那に偉そうにされて好き勝手やられて我慢していた時代はあった。そこを「救ってくれる誰か」という思いもプリンセス幻想を産んだ一つの原因だと思う。

しかし男女雇用機会均等法が制定されてもうすぐ40年。そしてこの人手不足の時代。女性も男性と同量、同環境、同質に働けばきちんと評価される。
しかし生理という生物的ハンデを背負って、稼がなければ価値が無い男と競って働いて得られる見返りって思ってたよりずっとずっと少ない。さらに言えば男と競い合って、より高い地位と給与を得られるために払わなければいけない代償が「出産適齢期」と「子育てにそそぐはずのパワー」。そして嫁や子供を養っているという自己肯定感も得られない。
そしてその有り余ったパワーは推し活のような消費行動に向けられ、「何かを育てたい」という本能を忘れる事が出来る。

はっきり言うけど、「子供なんて産まなければ良かった」なんて言う人は本当に少数のどうしようもない人であって、普通の感性の人だったら絶対に思わない。そりゃあ出産と育児で一時的に何かを諦めなければならない人がいるのはわかる。「こんなやつと結婚しなければ良かった」って人は沢山いる。でも一生「産まなければ良かった」なんて思わない、死ぬ直前にはほぼ確実に「産んで良かった」ってなるよ。そして、その諦めた何かよりも尊いものに気づくはず。
子育てに一人当たり1000〜3000万かかったとしても、それを自分で消費して残るのは多少経験が豊富な独身だ。そしてその程度では10億持ってる人らには敵わない。

これは今後の社会で絶対に言い続ける必要があると思うけど、女性の絶対的な価値は「子供を産める事」であって、それを讃える世の中にしなければならない。
そしてその「健全に育てる環境を整える男」も讃える世の中にしないといけない。

その為にも「ホワイトカラーとブルーカラーの賃金格差」も是正する必要がある気がする。
本来はホワイトカラーなんてのは「肉体労働出来ない弱い種族」なはずなんだけど、これが逆転してしまっている。女性も子供に「勉強しないとあんな仕事になるよ」とか言ったりすることがあるようだけど、賃金が逆転したら女性は絶対にさも当たり前のように手のひら返しするはず。

最終的な結論

男はバカ、女は嘘つき。これに尽きるんだよ。男女において結果としての平等は成立しない。これを認めるしかないよ。

男はバカだから守るべきもののために命を投げ捨てる事が出来る。女は嘘つきだから守ってくれる以上はバカな男でも優しくできる。
これをお互いが理解して共に生きていくのが新しい世代だと思っている。

新しい世代のヒロインはダンダダンの綾瀬桃がベースになる気がする。


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