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取材ノート・海外

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取材・旅行で訪れた海外の記事をご紹介します。 訪れた記録、取材をもとに描いた作品などを掲載しています。 ご覧いただければ幸いです。
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#戦跡

ロシア・サンクトペテルブルクを訪ねて 1

ロシア連邦・サンクトペテルブルク。かつては首都とされた古都へ歴史の息吹を感じるために訪れた。 社会主義時代を思わせる街並みの中に、帝政時代から残るであろう建物が並び、時代の長さを感じさせる……。今でもテロの危機や修理されないままの崩れた壁や道……美しさと物悲しさが同居しているように感じた。 東京→モスクワ→サンクトペテルブルク モスクワ乗り換えで古都サンクトペテルブルクへ。 美味しんぼや映画を見ながらの機内食。以前別な国へ行った際の料理より美味しく感じた。 「帝政ロシ

20世紀最大の悲劇の一つ。想像を超える恐ろしい場所

ポーランド共和国 南部の都市クラクフ。 クラクフは17世紀のワルシャワ遷都まではポーランド王国の首都であった、ポーランドで最も歴史のある都市の一つ。現在でも中心的な都市となっており、歴史的な建造物も多く残っている。美術館や博物館などの施設もあり、チャルトリスキ美術館にはレオナルド・ダ・ヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」が所蔵されている。 そんな魅力的な都市には20世紀最大の悲劇の舞台とされる負の遺産が今も残されている。 アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所とは 第二次世界