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あかねさんが教えてくれたこと


beauty Japan日本大会2022
グランドファイナリストの中村茜です。

元陸上自衛官として女性自衛官の紹介や
女性のセカンドキャリアについて話します◎

今日は、私が陸上自衛隊で養った能力の1つ。

◎人を見るチカラ

それに気付いたエピソードは
あかねさんが書いてくれたnoteのこと


同じファイナリストに
高木あかねさんという方がいます↑

生きるを伝えるセラピスト。
ガンサバイバーです。

実は名前も同じ「あかね」で
不思議なご縁がある方🙏💕
その場にいるだけでオーラを感じるし
凛とした強さがあって綺麗だなって思います。

彼女の発信を見るたびに自分のことを考えさせられる。私にとって温かい勇気をくれる人☺️

10月に神奈川県で行われた
3rdインスペクション。
お会いできるのを楽しみにしていました。

「体調はどうですか?」と聞くと

「みんなのエネルギーを貰って
今日はすごく調子が良いです!」

と笑顔で話す姿にホッとしました。

午後にさしかかり、私も少し疲労が出てきた頃。

(みんなは体調大丈夫かな?)

と辺りを見渡した時、

(あかねさんは大丈夫かな?)

という気持ちが芽生えてました。

講義中にトイレに向かう彼女を見て、治療の影響で吐き気があるという話を思い出します。

気のせいかもと思いつつ、私もトイレに行き
「大丈夫ですか」と声をかけると
体調が悪いとのことでした。

この時考えたのは「私ならどう思うか」です

◎講義中に目立ちたくない
◎人に迷惑をかけたくない
◎気を遣われたくない
◎見られたくない

私だったら、そう思う。

できるなら事を大きくしないで、
目立つことなく本人を安心させてあげたい。
そう思って事務局の人にコソコソ近づいて
小さな声でボソボソと伝えました。

「体調が悪いみたいです。とても辛そうで、お水飲みたいかもしれないです」

同時に、考えていた事は自分の事。

(私、余計なお世話だったかも。)

事務局の人、私の声が小さくて

「何言ってるんだ?」って思ったかもしれない

とか考えていました。汗

行動起こすのも起こしてからも
自分のことばっかり考えてる。
自己中でお節介で、嫌だなぁ自分。
そう思って席に着き1日が終わりました。

次の日
あかねさんからメッセージが。

高木あかねさんからのメッセージより


感謝のメッセージを送ってくれた彼女。

◎観察力
◎温かさ

という言葉に戸惑いながらも
むしろ感謝の気持ちでいっぱいでした。

2.陸上自衛官だったからこそ?

私の最終的な退職時の階級は3等陸曹。
民間企業でいう主任レベル。

いつの間にか所属部署の女性自衛官の中で
最年長になっていました。

大した仕事をしてないのに
「指導陸曹」なんて
立派な肩書きが付きました。笑

最近、女性自衛官が増えた。
昔の様な偏見も減ってきたし
自分で物事を考えて行動もできる。
今後も女性自衛官は増えていく。

後輩指導で心がけていたのは
女性自衛官が自分らしく働く為には
何が出来るかという事でした。

私が過去に失敗した経験があったからです。
男性の先輩を怒鳴って感情的になり孤立。
全て「負けたくない」「認めてほしい」
そんな承認欲求からくるものでした。

だからこそ思ったのが
長所を認めて伸ばす事が大切。
短所はカバーしてあげられるはず。

まずは本人を認めてあげてから
話をする様に心がけていました。

でもやっぱり性格が合わない後輩もいます。
嫌味を言われたり、上げ足取られたり。笑
そこはやっぱりどこも女社会。笑笑

でも完全には嫌いになれないもので。笑
そんな後輩でも傷付いたり困ってる時は
支えてあげたいって今でも思う。笑

これがお節介に繋がる。笑

指導が上手く出来ていたかは分かりません。
感情的になることもあったし、過去の話だから
完全に美化してるかもしれない。笑笑

でも

周囲が何を考えているか、どんな気分なのか

考えて行動する様にしていたので
観察力がついたのかもしれません。
温かいと言ってくれるのは
孤独を知ってるからかもしれません。

「自衛官だったからこそ周りの変化に気付いたんだね。」と事務局のゆりさんに言われました。

(うーん、確かにそうかもしれない。)

そう思って色んな人や経験に感謝しました。

気付かせてくれたのはあかねさん。
認めてくれたのは運営の皆さん。

これからも過去のキャリアにありがとうって
言える回数を増やしていきたいと思いました。

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