「痛い!」と叫んで緊張している方ほど、実は陣痛が弱いことも!!
お産の時に、
「痛い!」と叫んで緊張している方は、
本人が感じる痛み程、
陣痛は強くないことが多いです。
どういうことか?
よく、
お産で「痛い!」と叫んでいる方を、
受け持つと、
周りのご家族が、
「あんなに痛がっているのに・・・・・・」
とお産が一向に進まないことを
不思議がられます。
本人が感じている痛みと、
実際の陣痛の強さとは
比例しません。
「痛い~~!!!」
と、
泣き叫び、
大声を出している方は、
全身に力が入っていて、
緊張しています。
いつも言う、
お産で一番大事な、
リラックスができていないんです。
そうすると、
子宮は筋肉でできているので、
子宮も緊張して、
硬くなります。
ゴムや風船を、
イメージでしてみてください。
硬いゴムと、
軟らかいゴムだと、
どちらが伸び縮みしやすいですか?
緊張している方は、
子宮が硬いゴムのようになっているので、
伸び縮みができにくいです。
ですから、
効果的ないい陣痛にはならず、
弱いんです。
なのに、
緊張して硬くなっていることと、
恐怖心から、
痛みとしては、
とても強く感じているんです。
決して、
本人が大げさだとか、
痛みに弱いとかということではなく、
その緊張が、
自覚する痛みを増強させています。
お産の時に、
あなたがリラックスできていれば、
子宮も柔らかく、
とても伸び縮みしやすい状態となり、
効果的ないい陣痛がきます。
そして、
「脳内麻薬」と言われる、
体内から分泌される、
自然な痛み止めとなる
「βーエンドロフィン」
という、
とても素敵なホルモンが分泌され、
痛みは抑えられ、
むしろ快感を
味わえるようになるんです。
緊張していると、
ただそれだけで、
麻薬ほどの鎮痛効果のある、
βーエンドロフィンの分泌は止まり、
そして、
陣痛も弱くなります。
「痛い~~!!!」
と叫ぶほどの痛みを感じるているのに、
実際には陣痛は弱く、
なかなか進まないお産。
あなたには、
そんなお産をしてほしくありません。
そうならないためには、
とにかくリラックスが大切です。
簡単にリラックスできる方法は、
なんと言っても「呼吸法」です。
そして、
一番効果的にリラックスできる方法は、
「ヒプノ(催眠)」です。
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