エンジニア向け採用ピッチ資料の作り方
はじめに
DMM.com のオンラインサロン事業部でプロダクトマネジメントチームに所属しています。
2016年DMM.comに入社してから6年間のほとんどを横断組織であるデザイン部で様々な新規案件に携わってきましたが、まだキャリアとして経験のないサービスグロースに興味があり、2022年1月にDMM.comのオンラインサロン事業部に異動しました。
オンラインサロン事業部独自のエンジニア向け採用ピッチ資料を作る目的
DMM.comは会社全体が大きな組織で、事業部ごとにチーム運営の仕方が違います。
エンジニアも事業部ごとに開発の取り組みが異なるため、事業内容や開発チームの取り組みも含めて求職中のエンジニア求職者に知ってもらうことで開発チームの文化に関心を持ってもらったり、採用後のミスマッチを減らすことができます。
また、開発チームメンバー自身も自分たちの取り組みを俯瞰してみることで、より良いチームを形成するための改善点を見つけることができます。
エンジニア向け採用ピッチ資料の3つのメリット
会社や事業サービスの認知度を向上できる
開発チームメンバーが自分たちの取り組みを客観視できる
エンジニア求職者に向けた資料のため、より具体的に内容を伝えられる
作り方のポイント
■誰に向けた資料かを明確にする
資料を作成する前に、どのような人材を求めているか明確にすることで伝えたい内容を決めやすくなります。
■閲覧者目線で作成する
閲覧者が何を知りたいかを考えながら作成すると伝えたい内容だけの資料にならず、理解のしやすい資料に仕上がります。
■定期的に見直しを実施する
業績や取り組みなど定期的に資料の見直しを行い、最新情報を掲載しましょう。
資料のページ構成
資料を作成する際にページ構成が重要です。
組織→プロダクト→取り組み→技術スタック→採用内容というように全体的な紹介から詳細、最終的な目的(採用内容)の流れを作ることで、資料を初めて目にする人にも見やすいように構成しましょう。
1.事業紹介
2.プロダクト紹介
3.カルチャー
4.開発プロセス
5.事業部体勢図
6.開発取り組み事例・未来
7.技術スタック
8.働き方について
9.評価制度
10.福利厚生
11.募集要項
12.選考プロセス
最後に
採用資料はできるだけ沢山の人に見せて、フィードバックをもらいましょう。
一人で作らず、エンジニアメンバーからも意見を聞いたり、実際にエンジニア求職者から頻繁に質問される内容を加えるなど定期的に見直すことで、より伝わりやすい資料にアップデートすることができます。
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