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お届けする気持ち 後編

10月の終わりに
参加した工房からの風というイベントについて後編です。

前編にも書きましたが、
スタッフの方々が50を超える出店者さんたちの顔と名前を把握していた。

当たり前だけど、この規模でこんなにアットホームな安心感のある
イベントは経験したことがなかったので、興味深々に
色々見させて、聞かせていただきました。

事前に行われていたミーティングやホームページ。
そこでは作家さんの思い、イベント主催者さんの思いがきっちりと
交換されていて、そうして紡がれたものは確かにお客さんへと届けられ、その結果としてこのイベント全体の空気感は作られていたのだなと感じました。本当にとっても気持ちのいい空気が流れていたんです。

以下、お隣に出店されていた作家さんのインスタグラムから引用。

ミーティングの中で、印象的だったのが、”真ん中のことをまずやってください”と言われたことです

売れるものを作ることでも
お客さんが喜ぶものをつくるでもなく

自分が声をかけられてうれしいと思える仕事をしてくださいという言葉に
ガツンと衝撃を受け
やりたいことをやり切ろうと思いました
@tamaoki_kumi

玉置さんの決意は形となり、イベント2日間、お客さんの来店と感動は途切れることなく続いていました。

ミーティングでお話されていたのは、
イベントディレクターの稲垣早苗さん@inagaki_sanae
作家さんへの寄り添い方は、憧れを抱くほどに本当に素敵でした。
どこまでも作家さん目線、お客さん目線で、長い間イベントのディレクターをされてきたからこその、言葉や立ち振る舞い。
1人で制作を続ける作家さんを的確に鼓舞し、
新たな風を吹かせられる言葉、心がこもっていて、説得力があった。

出店した友人は、きちんと見ててくれる、しっかり見られている、という
安心感と緊張感を感じながらイベントへの準備をしていた。
なんか違うんだよね、見透かされてる気がするんだ。と言いながら。

書けば書くほど偉そうな上からみたいな文章になってしまうのですが、
ただただ初めての感覚に私は感動した。忘れないよう残しておきたい。
そう思ったので前編・後編に分けて長々と書かせていただきました。

ものづくりって孤独ですが、その孤独と孤独をつなぐイベントって改めて 
素敵だな。そのイベントを盛り上げるために丁寧なコミュニケーションを紡いでいくことの大切さ素晴らしさ、温かさを体験できた。
大事さは知っていたけど、改めて、体験できた。
経験と情熱と思いやりでできた、温かさ。

@r.deepgorge
お手伝いにさそってくれた。感謝!!

お手伝いに参加させてくれてありがとう。
実りある、楽しい2日間でした。
((ただのお手伝い参加だけど。。))
出店者は2年間はでられないという規定。
来年はお客さんとして、作家さんたちの渾身の作品を楽しみにいこう!!



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