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真帆ママの野望④『ごはんの力』

パーマカルチャー・デザイナー竹村京子による真帆ママの講義レポート第4弾。真帆ママは、これまでいろいろな場所で、いろいろな人たちにごはんを作り続けてきました。食べてくれた人たちが身をもって示してくれた「ごはんの力」の話、聴いてください。


『ごはんの力』

真帆ママは、自宅サロンを13年やっています。
初めは食関係ではなく、心理的な問題を扱うサロンでした。

その時から、常にごはんを出して、セッションをしていました。

同じ釜の飯とも言いますが、一緒にごはんを食べると、打ち解けるのが早いからです。

初対面の人と、少しでも和むために、ごはんを一緒に食べてました。
グループワークでも、一緒にごはんを食べることで、みんなの距離が近くなります。

ごはんには、人と人の距離を近くする力があります。

味覚は変わる からだも変わる

2017年、真帆ママは、とあるIT企業から、福利厚生の一環として、お昼ごはんを届ける依頼を受けました。

毎日毎日、ご飯を作って届ける日々…。

IT企業の若い男の子たち、女の子たちに、このごはんはどうなんだろうーー? とドキドキでした。
(//∇//)ドキドキ

そうしたら…、

「う…う…旨い!!!(≧∀≦)」

…と!!!

毎日、真帆ママのごはんを食べ続けた若者たちからは、

食べた後の体が違う
腹持ちが良い
眠くならない
身体が軽くなる

という感想が…。
!(◎_◎;)

そして、挙げ句の果て(?)には…
約1年半、僕らは印南さんのごはんで本当に健康になったという言葉を頂いたそうです。

女子社員たちの中には、それまでまったくやらなかった料理をし始めた人もいたとか。

舌には、「味蕾」と呼ばれる味覚細胞があります。
化学調味料を多用した食事を摂っていると、その味覚細胞は壊れ、もう再生しないと言われていますが…

真帆ママは、若者たちへごはんを作り続けてきて、いつからでも遅くない。本当の美味しさを知って、ある程度、それを継続したら、

《味蕾は戻る!》
《体は変わる!》

と実感したそうです。
(科学的な実証はありません…実感です)


調理は偉大なり!

現在、真帆ママは、とある保育園で月に数回調理をしています。

キッチンの環境は、決して良いとはいえず、一人暮らしの台所のようです。
(・・;)

真帆ママの担当でない日は、フードプロセッサー、レンチン調理…。

普段、まったくレンジを使わない真帆ママ、研修に行った際に、ピーマンをレンジでチーン! しているのを見た時は、ピーマンがムンクの叫び!!のようになっていた そうです。
( ̄▽ ̄;)

ピーマンのキレイな緑色が!!!
((((;゚Д゚)))))))

美味しさというのは、60度から70度の温度で醸し出されると言われています。レンジだと約100度。

柔らかくはなりますが、マイクロ波でズバンとやっちゃうと、美味しさを通り越して余計な野菜の雑味が出てしまいます。

真帆ママの担当の前日、レンジでチンした大根の離乳食を、0歳児に出しましたが、食べなかったそうです。

その翌日、真帆ママは、大根を重ね煮にしてから、マッシュして同じような離乳食を作りました。

そうしたら、同じ0歳児ちゃんがすごい勢いで食べる食べる!! 
いつもは飲まないダシ汁までゴクゴク飲みました。

園の保育士さんたちからは、同じ大根、同じダシで作ったのに、何故?? と不思議がられました。

調理方法が違うと、味が変わるということを0歳児はちゃんとわかるのですね。

一度、「美味しい!」となると食欲に火がつきます。
意欲が出て、いつもは食べないものでも食べるようになったりします。

それも、ごはんの力ですね!!

食べてる幼児の生命力はすごいんです。
それを引き出すのもごはんの力!!!
( ^ω^ )

幼児だけの話でははなく、ごはんは、生命力を引き上げるべく、からだに働きかけます。

そして、野菜の質だけの問題ではない…ということですね。

調理は、火と水を使って食材を食べられる形にする、練金術です。
生命を移し替えて、食べられるようにするのが調理です。

太古の昔、火を手に入れてから今に至るまで、人類が築き上げて来た科学であり、技である…と言えますね!

調理は偉大なり!!!
(^ω^)

真帆ママトークはまだ続くよーー!

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