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クラリネット吹きに向いていないらしい⁉︎

Bonjour!!

今日は雪❄︎の予報だったけど
外が明るくなってきました。

寒くなるとエアコンが途中で止まるのは
我が家だけでしょうか…?笑

P社のものなんだけど
HPを調べてみたら
室外機凍結防止のために止まってしまうみたい…

その12分間が本当に地獄で
体がついつい縮こまってしまいます…🥶

さてさて。

去年はコロナのせいもあってか不調続きで
自分の身体の歪みも気になっていたので
11月くらいから定期的に整体院に行くようになりました。

そんな中で

「ちょっと待って🖐🏻
私、クラリネット吹きに向いてないかも…
💧

と感じるご指摘を受けてしまい
色々と考えていました。

もういまさら遅くない?笑
という感じもしますが
今日は 管楽器奏者と身体の関係についてお話をしたいと思います。


頭痛外来

さかのぼること9月。

実はとても体調が悪く
久しぶりに仕事を休んでしまいました。
元々 頭痛持ちではあったけれど
ついにロキソニンが効かなくなってしまい
今回初めて頭痛外来にお世話になりました。

診断は「片頭痛」。

幸い血液検査で特に異常が見つからなかったため
「片頭痛」専用の薬💊を飲んでも問題ないことがわかり
まとめて処方してもらいました。

頭痛外来なだけあって帰りがけに
「痛みとは?」という冊子をもらって帰ってきました。

幸い 処方された薬が効いて
本来の調子を取り戻したものの
さてはて…これでいいのか?🤔とモヤモヤが残りました。

片頭痛は、”痛くなったら薬を飲む” という対症療法しかなく 
はっきりと原因が解明されていないことから
予防や完治が難しいのだそうです。

この身体とまだまだ長く付き合っていくことになりそうだし
ここで少しメンテナンス・セルフケアに力を入れないとね…!


整体に駆け込んだワケ


身体の根本から見直そうと思いました。
運動が一番良いのだろうけど
慣れない私にはパーソナルトレーナーが必要なくらいだろうし
なかなかジムの門をたたく気持ちになれなくて
まずは自分の体を知ろう!ということで
思いついたのが整体です。

整体はチェーン店にしか行ったことがなくて
今回は個人でひっそりとやっていて評判の良い整体院を予約しました。

完全個室で院長1人で施術を行っている近所の整体院。 


整体というと骨🦴を「ボキッ」とさせるイメージもあるのですが
腕を上げたり曲げたり
ある部分に力を入れるよう指示されたりして
バランスを整えていく…という施術。

ただ指示通りに腕をあげたり部分的に力を入れたりするだけ。
これだけで何が変わるの?と疑いたくもなるのですが、自然と背筋がすっと伸びる。
横隔膜も広がって無意識に呼吸が深くなる!

マッサージと違って
そのときの「気持ちよさ」みたいなものは得られないけれど
不思議と帰りの足取りは軽くなっていてビックリ!!


クラリネット吹きに必要なものが私には無い

そこで院長に言われた一言。


「腹筋がまったく使えていませんね😐
それに、残念ながら右手の小指の筋肉もうまく使えていない状態です
😑

なんですと?笑

「え…😱
ならば私は一体どうやって楽器を吹いているんでしょう??😰」

「今までの単なる積み重ねだけでやってるということなんだと思います。
でももっと効率よく吹けると思いますよ。
私、管楽器に詳しいわけではないですが。」


そうか、そうなのか!

薄々は気づいていたんですけどね。
私はそもそもクラリネットに向いていないこと。


音大時代の健康診断のとき
周りの管楽器専攻の子たちが肺活量を3000〜4000㎖台を叩き出す中
私は2700㎖で 自分でも驚愕したのを思い出しました。

いま 肺活量予測値を調べられるサイト
20歳に設定してみたら…

私の身長だと 
本来 3141㎖ ‼️くらいが平均。

そもそも私、平均以下だったのですね。
いま測ったらもう少しありそうだけど(負け惜しみ)🙄

この肺活量で吹いているんだから
そりゃー無理も出てきます。

変な力も入るでしょう。

その変な力みは習慣となり
そうやって吹くことが当たり前になります。

身体は歪み
もはや歪んだ自分に 気づくこともできません。

数年前読んだスペインの理学療法士さんの本に
身体が未成熟な時期に無理にたくさん練習させることのリスクが書いてあり
とても衝撃を受けたとともに深く納得させられました。
(これについてはまたじっくり語りたいと思います。)

まさに 未成熟な中学生の頃についた変な習慣が
今の私を 悩ませている、といっても過言ではありません。

整体の効果

そんなわけで 整体では
腹筋が効率よく使えるように自宅でのトレーニングの指示をいただいたり
指に変な力が入ってしまわないような施術を丁寧にしていただいています。

本番前に施術していただいたら
練習ではできなかったところが本番にできるという奇跡に遭遇したり
(こんな経験は初めて✧)
本番後の疲れも軽かったり
(いつも 地面に埋まりそうなほどの疲労感…笑)
今のところ良いことばかりです。

腹筋の方はまだまだ改善の余地がありそうですが
しばらくケア&トレーニングを続けていこうと思っています。


こうして 肺活量が平均以下の私でも
クラリネット奏者としてなんとか続けてこられています。

「継続は力なり」

むしろ これを糧にしたい♫

ウィークポイントがあるからこそ
そこに努力の積み重ねがあります。


肺活量がない人の気持ちがわかるからこそ
身体の使い方を教えることができるのではないかと。

私の大学の師匠 あの大先生でさえも
私の音の小ささ・鳴らし方の解決策は教えてくれませんでした。

多くのプレイヤーは沢山の努力はもちろんのこと
「恵まれた体格や骨格」を兼ね備えていることが多々あります。

では逆に 私自身が恵まれていることがあるとすれば
「身体のわりに手が大きいこと」
「お腹の中にいた時からハードロックを聴かされ、4歳からピアノを習ったこと」
くらいでしょうか🤚🏻

恵まれてると思ったことはないけど
大学の師匠に言われたことがあります。

「おまえは音楽の環境が良かった」と。


足りない部分は
惜しみない「努力」で補ってきたと思います。

それはどんな音楽家も同じですね、きっと。

でもその長年の積み重ねで
変な歪みが生まれてしまったのも事実。

だからこそ正しい身体の使い方が大切。


自分の身体と向き合うことが
より一層必要になるお年頃…。

でもそれも悪くないよね、と思ったり。
今までたくさん酷使してきたから
今度は労わらないとね♡

自分の身体をケアしつつ
楽器吹きに必要なものをどのように身につけていくのかを
生徒さんたちにお伝えしていくことが
私の任務ではないかと感じているところです。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました•*¨*•.¸¸♬


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Rémi

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