ごみ箱を見れば民度がわかる
地域のごみの日に、収集される前のごみをみれば、
その地域の住民の民度がわかる。
というようなことをしばらく前に耳にしました。
同じことが家庭や企業のごみ箱からも伺えます。
オフィスだと特に顕著なのが紙ゴミやふせんの扱い方。
お役目を終えた用紙を、くしゃっと握り潰して無造作に捨てたあと。
何も考慮せずにただただごみ箱に突っ込まれた書類の束。
コンパクトに折りたたまずに捨てられたお菓子の袋。
使い終え、そのまま捨てられた付箋…
「ゴミ」として不要になるまで、お役に立ってくれたものに対して、感謝していますか?
ごみ箱に無造作に捨てられたゴミを回収してくれる方々へ、思いを馳せたことはありますか?
紙ゴミなら、できればコンパクトに折り畳んで捨てると気持ちも見た目も清々しくなりますし、ゴミのかさも減ります。
お菓子の袋やフィルムも、ちょっとねじってひとくくりするだけで広がらずコンパクトになり美しくまとめることができます。
付箋はそのままごみ箱に捨てるとごみ箱にぺたぺたくっついてしまいますので、粘着面が隠れるように付箋を折り畳んで捨てると、ごみを回収してくださる方の手間がはぶけます。
そのモノが手元に来るまでの過程に思いを馳せ、その後にも考慮して行動すると、愛の循環がはじまります。
たかがゴミ、されどゴミ。
どんなにキレイにメイクしてお洒落しても、カッコよくスーツを着こなしても、ゴミの出し方ひとつで百年の恋も冷めかねませんし、経営者など、人の上に立つ方はその資質を疑われかねません。
ちょっとの意識で大きく変わる。
時には人生まで変えてしまうことも。
忙殺されそうな日常でこそ、ほんのちょっとのひと手間を自分の為に、まわりの方のために、かけてみてみると世界が変わりますよ〜。
いただいたサポートはより分かり易く、お子さまにも楽しんでいただけるような教材づくりに役立たせていただきます。