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お互いにネガティブなセールス

美容師のセールス

前回に引き続き、定額制オールインクルーシブサロンの仕組みについてお話ししていきます。

今回は「美容師のセールス」に関してです。

セールスのメリット(美容師側)

・売上が上がり自分の給与が増える

・セールスメニューによって、お客様の悩みに応えることができる

・商品を購入していただくことで家でのケアができ、次回来店時のコンディションが良くなり施術がやりやすい


お客様のメリット

・自分のオーダー以外のメニューによって、自分の悩みが解決される

・自分に合った商品を購入すると、家でのケアやスタイリングの再現性が上がり気持ちがいい

・知らなかった情報を知ることができる

メリットはこんな感じでしょうか。

こんどは、ディメリットはどうでしょうか?


美容師側のディメリット

・売らなければいけないプレッシャーを感じる

・そもそもセールスが苦手なので、気が重い

・断られた時のショックが大きい


お客様側のディメリット

・セールスを断るのが負担になる

・全ての話がセールスにつながるのではないと、気掛かり満載である負担

・勧められる事が負担

こんなところでしょうか。

セールスは必要な事ですが、メリットとディメリットがありますよね。


洋服屋さんのセールスと美容師のセールス


うちの妻がよく言っているのですが、

「わたし、洋服屋さんのセールス嫌い!」

「だから、服屋に1人で入るのやなんだよね〜」

わたしは、セールスされてもモーマンタイな人なので、何で嫌なのかがわかりません。

よく話を聞くと、こんな店員はイヤみたいです。

・手に取ったもの全てに「それ可愛いですよね〜」「お似合いです〜」て言われること
・ずっと狙われている目線を感じる
・センスが合わないのにセールスしてくる
・距離感と間が悪い

といろいろあるようです。

美容室においても、このセールスに関しては同じ事が起きていますよね。

洋服屋さんと違うのは、一度座ったら長時間帰れない事。なので美容師のセールスは苦手な人にとってはとっても苦痛だと思います。 

定額制オールインクルーシブサロンはほぼセールスしない??


基本的に頂いた会員費に紐づいたメニューのバリエーションを行います。

ですから、メニューのセールスはほぼありません。

その代わりお客様が綺麗になる提案をさせて頂いています。

私たちが大切にしていることの一つに

どこから話すのか?(何を目的に話すのか?)

コンテクスト(器)と呼んでいますが、

メニューを売る!というところからの提案はお客様の利益というよりは、美容師の利益になりますのでNGとなります。

このようなコンテクストでは不快な思いをするお客様も多くいると思います。

私たちは

お客様を綺麗にする!というコンテクストから提案します。もちろんセールスもそのコンテクストからします。

これを自然にするためには

A、毎日訓練をする

B、従来の美容室の仕組み(都度課金)を変える

AttinaへBを選びました。

セールスして売り上げをのばさなくても良い仕組み。
それが「定額制オールインクルーシブ」なのです。



続く


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