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働く場所がない美容師は固定費ゼロで一時的にシェアサロンの勤務が可能

原宿・表参道・池袋にシェアサロンを展開するSALOWIN代表の阿部です。また、美容室の稼働率を最大化させる「SALOWIN LINKS」というサービスも開始しました。

緊急事態宣言が出されましたが、現在政府と東京都の見解に認識の齟齬があり、美容室が営業自粛の業種に該当するのか否か?という点で判断が分かれております。

先行し、お客様そしてスタッフの安全を第一に考え休業を選択した美容室も複数出ております。まさに、英断です。

当社の対応は、正式な見解が出るまで営業を継続する。という判断を致しました。もちろん、シェアサロンという業態であるため、厳密には場所を開放し使用するかしないかは個人の判断。ということになっております。

そのため、半数近くの美容師は休業をしている状態です。

働く場所を失った美容師さんへ

フリーランス美容師(業務委託含む)には休業補償が付けられない美容室もあると聞きました。もちろん、フリーランス美容師はその分、日頃から歩合が高いなど優遇されていた面はあるでしょう。

しかしながら、休業期間中のみと言えども、働く場所無くなってしまうのは、あまりに厳しい状況とも言えます。

そこで、SALOWIN直営店舗(原宿・表参道・池袋)は4月8日〜固定費(通常5万円)を0円にして勤務が出来るようにいたしました。

もちろん、緊急事態宣言が解除され次第、元の美容室にお戻りいただくは可能ですし問題はありません。そのあたりの契約内容は柔軟に対応いたします。

本当は閉めるべきかもしれない葛藤

手元に豊富な現金があれば、迷わず登録するフリーランス美容師に休業補償を付けてシェアサロンを閉鎖していました。当たり前です。現金さえあれば、恐らくどこの店舗も同様の対応をしていると思います。

しかしながら、全てが守れる訳ではない。当社としては、固定費を無料にするのが限界でした。

これが今の現状です。

もちろん、そのようなリスクを踏まえ行動するのが経営者に求められることだと重々に理解しておりますし、フリーランス美容師に限った話としては、自己責任である。というのが通常の考えです。

ただ、実際問題厳しい。という現実は変わらないのです。

だからこそ、賛否両論あるのは理解した上で、衛生管理を徹底しシェアサロンを開放するのが今できることだと思っています。

もちろん、都の方針が明確になり休業せざるおえない場合はその指示に従うことは変わりません。

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