STOP広告！弱者だからこその戦い方を模索する

2020年5月3日 19:57

原宿・表参道・池袋にシェアサロンを展開するSALOWIN代表の阿部です。また、美容室の稼働率を最大化させる「SALOWIN LINKS」というサービスも開始しました。

実は、SALOWINは広告を全然使っていません。創業から本日までInstagramの広告費の総額は5万円です笑。

厳密には、お客様の集客用にホットペッパービュティーを活用していますので広告費を使っていない。という訳ではありませんが、シェアサロンというビジネスモデルなので、ここで指している広告とは、美容師の登録を促す広告を前提としております。

さて、なぜ広告をやらないのか？広告なしで成長できるのか？今日はこの辺りについてお話をしたいと思います。

SALOWINが広告をやらない理由

ずばり、お金がないから笑

これは半分正解で半分間違え。って感じです。確かに潤沢な資金を投下できる訳ではありませんが、月に30万円くらいなら広告を出すことも可能です。

競合するシェアサロンさんは、バンバン広告を出して美容師さんをガンガン獲得しているのを指を咥えて見ている訳なので、やっぱ広告やりたいなー。って感情は常日頃ある訳ですね。（5万円だけ広告を出したのも、あー出してぇーって気持ちが抑えられなかったからですね笑）

でも、今広告をバンバン出しているシェアサロンさんは我々よりも先に事業展開しており、資金力もあり、ブランド認知度も高いところばかりです。

弊社は足元にも及びません笑

そうです、弊社は弱者です。資金力もブランドも全てが競合より劣っている弱者だからこそ、強者が勝つ広告の世界では勝負しないようにする。と決めています。（これは企業レベルのお話なので美容師個人であればInstagramの広告とか全然ありだと思います。）

おそらく広告はやると思います。

実際、自社でリーチできない美容師さんと接点を作れるのは非常に有益だと思っています。

ただ、シェアサロンでの広告出稿ではないと思います。

と言うのも、シェアサロンで勤務できる人は「美容師であること」「顧客がいること」「フリーランスを検討していること」と３つの要素が成立しないと契約には至りません。

そのため、上記の条件に該当する美容師をピンポイントで接点を作らないといけないことから件数の獲得には限界があるかなと思っています。（すぐに獲得コストが増加すると思います。）

なので、広告配信するなら、広く美容師または美容室が使えるサービスで配信した方が獲得コストが上がりづらく、獲得件数も見込めるので、そちらのサービスを公開するようになってから検討するかなと思います。

競合がやっていることと同じことをやる場合は、資金力勝負になる。これが出来ないならば、アイディアで勝つしかありません。

と言っても、確実に成長できるアイディアなどある訳もなく、コツコツ積み重ねていくことが重要かなと思っています。そこで、今ないしこれから取り組むことをご紹介しておきたいと思います。

■SALOWINの取り組み
１.広告費用分を美容師の歩合に還元して口コミを発生させる
２.美容師またはオーナーのためになるサービスを開発する
３.私自身の発信力強化
４.セミナーなどを開催する

まず、原宿・表参道・池袋の直営３店舗においては１の施策で美容師さんを集めることに成功しているかな？と思います。

２については、「SALOWIN LINKS」を公開しましたが、このサービスを価値を上げる新事業も展開していく予定です。

３については、２０２０年４月より本格運用を開始しているので、まだ１ヶ月程度。継続は力なり。を信じて長期的な目線で運用する。

４については、これから定期的に実施していく。フリーランスセミナーばかりだと面白くないので企画力は重要になる。

上記の通り、２〜４あたりは仕込みフェーズであるため、今後さらに強化していく必要があると考えています。

まだまだ、仕込みフェーズが多い状況ですので、現状として、もっとも番重要なことは「行動量」だと思っています。

正直、今のスピードを３倍くらいにあげていきたい。全然遅い。というのが現状なので、もっともっと生産性を高めていきたいと思います。

また、コストを掛けずに取り組みできる内容は、まだまだあると思っていますのでそのあたりもしっかりと考えていきたいと思います。

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