無題

仕事の休憩時間は普通に1時間なのだけれど昼食はあまり摂りたくないので5分で済ます。おにぎり一つ、ヨーグルト一つ、あとは誰かが持ってきたお土産のクッキーを一枚とか、そういったものだ。少食ではないしむしろ大食漢、食べようと思えばいくらでも食べられるので昼の腹は夜へまわす、そうして夜にたくさん食べたい。アイスやポテチだって食べたい。欲深い自分にとってせめてもの対策を講じておるわけだ。夜に何を食べるのかといえばここ数日、いやもう一週間以上は鳥もも肉と茄子をホールトマトで煮たやつを食べている。たぶん3〜4人前。うまい、うまい。散々食べたのに今こうしているあいだも舌のうえにあったあのうまみを思い出して今日も求めてしまう。資源ごみを出すのにホールトマトの空き缶だらけで飲食店みたいじゃんって思った。

最近の昼休憩は暇つぶしに生物進化の本を読んでいる。学問としてではなく、たとえば図鑑なんかを見てほぇ〜っと思うようなああいう姿勢で読んでいる。これが楽しい。しかし翻訳という作業は本当に、私なんかには想像もつかんくらいに大変なんだろうけども、読みづらい翻訳というのはたしかにありますな。自分との相性というのもあるだろうし、専門用語は調べりゃ無理やりにでも理解した気になれるけども、この文体というものはなかなか馴染まないとむずかしいね。同じ著者の、別の本ではあるけれど違う翻訳者のものを読むと、著者最近なんかあった?明るくなったね??ってくらいに印象が違う。この本の翻訳をあの人がやってくれたらなぁって感じだけど僭越ながら。

ホールトマト買って帰ろ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?