鼓動と引き換えの喜怒哀楽、産まれ落ちた刹那
まっすぐに衰退の一途をたどる、不条理なせかい

思考はときに背負いきれない
けれどひとりの人間の脳内なんて、ブラックホールを前にすればきっとちっぽけ

ひとえに、風の前の塵に同じ
なんてやるせなくて儚い

けれど、どうして
薄紅が芽吹くのは、こんなにも哀しく麗しい季節

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