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2019.08.28 朝日新聞が反日になった本当の理由

連日連夜、目を覆うばかりの偏向報道を垂れ流す日本の大手メディア。

最近だけでもモリカケ問題や慰安婦問題、都知事選や総裁選など、事実を歪曲・捏造して情報操作したり、日本人や日本国の名誉を貶め、国益を損なうような主張をする報道が後を絶ちません。

もし皆さんもこれらの反日的なメディアに対して、「なぜ偏った報道が多いのか?」「なぜ日本を批判するようなことをあえてするのか…?」と、強い疑念を抱いているのでしたら、今回書いている内容は、その謎を解き明かす一つの重大な鍵となるでしょう。

なぜかと言いますと、今回の記事は戦後GHQの占領政策にまつわる機密文書から、戦後日本のメディアを作り上げた闇の原点を暴き出すものだからです。

1945年8月30日。

マッカーサー元帥率いるGHQが厚木飛行場に上陸しました。

当時を知る者は、上陸する寸前まで日本軍が徹底抗戦するのではないかと、アメリカ兵は恐怖に駆られていたといいます。

しかし、天皇陛下の「玉音放送」によって、降伏した日本軍の抗戦は起きません。

そして、世界で最も長い2000年以上の日本の歴史において、初めてGHQによる占領が始まりました…。

戦後、私たちは「侵略国家だった日本に米国が民主主義を教えてくれた」と学校で教育されましたが、GHQが占領時にやった事を知れば、それは民主主義を教えるなどという生易しいものではありません…(事実、日本は戦前から民主主義でした)。

日本の強さ、その強さの根源となる文化や精神を根本から徹底的に破壊して、日本を抹殺し、二度と立ち上がれないようにするためのものだったとしか思えないでしょう。

例えば一つ、例を挙げると…

戦前、新聞雑誌は日本軍による厳しい検閲を受けていました。すなわち、戦争に反対するようなこと、戦局の悪さを伝えるようなことは書くことができませんでした。

そこにGHQのマッカーサーがやってきて、民主主義と言論の自由を約束しました。

日本のマスコミは大喜びで、これで今まで書けなかったことが書ける、本来、日本国民に伝えることが書ける…、そう思いました。

今や慰安婦問題捏造などで地に落ちた『朝日新聞』も早速、原爆を非難する記事を書きました。そう、当時は立派な記事を書いたのです。「アメリカ軍は人道的だとか民主主義だとか言ってるが、原爆はなんだと。民間人の大量虐殺ではないか」と…。

さらに朝日新聞は、GHQが大々的に公表した「フィリピン戦における日本軍における残虐的行為」という報告書にも、正々堂々と意見を吐きました。「日本軍が非武装の民間人にこのような残酷なことをしたとは信じ難い」「連合国軍は自分たちのことは棚上げにして、日本軍のことばかり批判しているのではないか…」と。

これらの記事は極めて正論でしたが、GHQが約束したのは“そんな”言論の自由ではありませんでした。

すぐに朝日新聞のオーナーはGHQに呼び出され、こっ酷く叱責された後、2日間の発行停止処分を受けました。

そしてその直後、悪名高き「プレスコード」が発表されます。

つまり、GHQが約束したのは、占領軍やアメリカにとって都合の悪いことを報道してはならないという首輪付きの「言論の自由」でした。

これにより日本のメディアは、特定の話題について全く報道できなくなってしまいました。

「日本に与うる新聞遵則(プレスコード)」と呼ばれたこの情報統制では、具体的に

・SCAP(連合国軍最高司令官)や占領軍に対する批判

・東京裁判への批判

・GHQが日本国憲法を起草したことに対する批判

・アメリカ、ロシア、イギリスへの批判

・朝鮮人、中国への批判

・連合国の戦前に対する批判

・神国日本の宣伝

・戦争擁護の宣伝

・占領軍兵士と日本人女性との交渉

・解禁されていない報道の公表

など、他にも合わせて30項目、これらに関する全ての報道が一切禁止されました。

ちなみに「占領軍兵士と日本人女性との交渉」というのは、占領時代に日本はアメリカの求めに応じて慰安所を設けましたが、占領直後からアメリカ兵の日本人女性に対する暴行事件が多発していました。その事実を日本国民に報じることをGHQは禁じました。

つまり、プレスコードはアメリカ軍への批判を抑えて、日本が悪いという宣伝をし、GHQの思い通りに占領するために作られたものでした。

そのため、日本人を人種的に劣ると思っているアメリカ兵の犯罪、すなわち強盗、レイプ、殺人など、日常茶飯事に起きていた犯罪は一切報道されることも無ければ、原爆や東京大空襲などの人類史上最悪の犯罪に対しても、何の批判や検証も許されることはありませんでした。

それからさらに、GHQによる検閲が厳しくなりました。

GHQは朝日、読売、毎日、東京、日本経済の各新聞社の編集者たちを呼び出し、「事前検閲」を命じます。

そして日本の全ての新聞社、雑誌出版社は、全ての記事を発行前に英語へと翻訳し、事前にGHQへ提出しなければならなくなりました。

何を日本国民に伝えるべきか、その可否は全てGHQが握ることになりました。

そのペナルティは新聞社にとって恐ろしいもので、もし仮に検閲を破ったり、GHQの命令に従わない文章などが見つかれば、その会社は営業停止。

さらに当時、日本に出回る「紙」の供給を完全にコントロールしていたGHQは、プレスコードを遵守しないところには「紙を与えない」としました。

公共色が強い大手メディアといえども、まともに営業できずに利益が出なければ潰れてしまう…。各社ともGHQに従うほかありませんでした。

GHQの厳しい検閲は1952年の日本独立まで続き、これによって完全にNHKや各新聞社はGHQの言いなりと化しました。

その結果、当初立派だった『朝日新聞』は、まるでリトマス試験紙のように見事に変化していきました。

プレスコード発効から僅か1ヶ月後、朝日新聞の総編集者が総退陣。さらにその1ヶ月後には“共産主義者”と思われる人物が幹部となり、次第に事実に基づかない歪曲や捏造で日本人や日本国の名誉を貶め、国益を損なう日本最大の反日メディアへと変容していきました。

さらに、GHQの支配下に置かれたNHKに至っては、「真相はこうだ」という番組を放送させられ、要するに「日本が悪かった」「日本の軍人が悪かった」「アメリカが正しかった」というプロパガンダを、毎日のように情報に飢えた日本国民に染み込ませていきました。

鴨やアヒルの子が条件反射的に目の前にいる鳥を「親」だと認識し追行するように、GHQはNHKを利用して日本人に「刷り込み」を行い、戦前日本は“ファシズム”でアメリカは“正義のデモクラシー”と、繰り返し日本人に刷り込んでいったのです。

実際、これらの手法はアメリカ語で「Imprinting」と呼ばれ、相手を洗脳する際に一般的に使われてきました。

このような偏向報道を経て、それから74年後、占領が終わった現在の日本社会でも、このプレスコードは生きています。現在のテレビ、新聞、マスコミが偏向報道や情報操作を繰り返す原因となっています。

そして、ニュース番組はほとんど流さず、くだらない娯楽番組やドラマ、音楽番組が多い日本のテレビ。海外に向けて正しいことをはっきりと言えない日本のマスコミ。

もちろん、プレスコードだけではありません。

GHQは、たった6年の間だけ日本を占領しただけですが、その政策は徹底的で完璧だと言えます。完璧に今の日本社会の隅々まで行きわたっています。事実、アメリカでは日本占領は完璧な出来だと思っているわけです。

そして、現在の日本が抱える大きな問題、レベルが下がり学級崩壊などが起きている学校教育、沖縄基地問題、憲法9条、国旗国歌に敬意を払わない教師、靖国神社や中国・韓国との軋轢、ありとあらゆる問題はここから始まっているのではないでしょうか・・・。

GHQが日本に何をしたのか?何を残したのか?

アメリカにある機密文書を開かなければ、今でもGHQとマッカーサーは日本を民主化したヒーローと思われていたかもしれません。

本当はGHQが何をしたのか?

それを知らなければ、本当の日本の姿を知ることはできないでしょう。

74年後もGHQに精神を支配され、今の子供たちが大人になる100年後もそれが続いているかもしれません。

「罪悪感を刷り込む教育」「劣等感を刷り込む教育」をずっと受けてきた日本人は、「誇り」や自分の「軸」となるような価値観を見失いつつあるのではないでしょうか。

自分に価値を感じないという子供が圧倒的に多くなった日本。しかし本当の歴史を知れば、この国に生まれたことを心から誇らしく思えるでしょう。

なぜなら日本は、世界最古の歴史を持つ国。大国であるアメリカと全面戦争をした唯一の国。結果的に敗戦はして、今でもその後遺症に苦しんでいますが、白人による植民地搾取の時代を終わらせ、アジアにたくさんの独立国を生むきっかけになった国。

アジアが安定している一方、常に不安定な中東ではエジプトのナーセル大統領が昔、こんな言葉を残しています。

「アジアには日本がいた。アラブには日本がいなかった。」

GHQの占領政策はあまりにも完璧に日本を潰しました。

まずは、それを知ることから始めてみては如何でしょうか?

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