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輝きを増して行く・・・

ある方が

「年齢はダイヤモンドのカラットと同じ

女性は年齢の数が増えるごとに

輝きも増す生き物だと思う」と

語られていたけれど

私はずっとう~んそうかな・・・

やっぱり若いという絶対的な価値は

世界共通のもので

その価値が年々下がってゆくのが

年を重ねる事だと思っていたの


でも最近

何気なく10代20代の頃に

耳にしていた曲が

ラジオから流れてきた時

「わぁ懐かし~」と思い

流れるメロデイと詩を追っていたの

そうしたら

自分でも驚いたのだけれど

今更ながら

この曲ってこんな素敵な曲だったの

って感動しちゃっていたの

若いころはメロデイと

わかりやすい詩じゃなければ

自分の中に受け取れなかったから

経験値と年齢を重ねなければ

わからない

直接的ではない美しい表現が

わかった時

これは年を重ねたから受け取れた

ご褒美なのかなって

感じたの

それ以降

なんだかそういう事が面白くって

音楽だけではなく

以前に読んで面白くなかった本などを

改めて読んでみているの

そうしたら

面白くなかったのは

作品が問題なのではなく

まだ今よりも深く理解ができなかった

私の問題だったんだってわかって

以前よりも

面白く楽しいものの

幅が広がっているの

年齢を重ねて

年々視力がクリアに

見えなくなってきて

大好きな私のライフワークになっている

細かい作業をする時には

まるで時計職人の方が使うような

拡大レンズを通して作業したりしていて

そんな時も

年を重ねる事へ

とても前向きには

考えられなかったのだけれど

ある時

知り合いの方が

「目が悪くなったおかげで

私はいつでも

40代から年を取っていないの

(笑)

人との事もなんでも

はっきり見ずに

ぼんやり見ている方が

良い事も多いのよ」

といいながら笑っていて

その方の言葉を思い出していたの

年を重ね変化してゆく事に

ネガティブに受け止めてしまう事も

多くあるけれど

ほんの少し見つめる角度を変えると

完璧な神様が考えて

そうしている意味があるんじゃないかなって

思ったの

そんな風に感じられた時

気づけた時

ゆっくりでも変化を

受け入れてゆけると思うの

最近ではあえて新品のものを

年代を重ねたように見せる

エイジング加工されたものが

流行りのように

新品よりも価値のある

ヴィンテージや

アンティークに心惹かれる方も

いると思うの


年を重ねれば重ねるほど

価値も輝きも増して行ける

人生を創造して行けたら

幸せですね



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