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街中で諭される(言いがかりだけど)

アーティゾン美術館で開催中の『ジャム・セッション 石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策 写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策』へ行ってきました。

実を言うと私、某写真学校へ通っているのですが、先生から言われてたことがあります。
「Sallyさんはすでに自分のスタイルが出来つつある。そのスタイルを壊した方がいい。」「構図は一旦忘れたほうがいい。」
そしてさらに、「シャッターは3回まで(1箇所につき)で撮ってみましょう」

シャッター3回まではさすがにキツくて、うぇーっなってたところでした。

今日のアーティゾンで、なんとなく先生の言っていることが理解できました。

私のスナップ写真はきっちりしすぎ。
感性ではな思考で撮っている感じ。
もっと自由に感性とか直感で撮る。
そういうことなのかなーと。

構図の中に何を入れて、何を入れないか、これすら感性で出来たら・・・。
そうしたら私の写真は変わるのかもしれないなーと。


そんなことを考えていた帰り道。

超強力な方向音痴な私は、日本橋駅への道をグーグル先生に教えてもらいながら歩いてました。
すると目の前に高島屋。
高島屋の地下から目当ての銀座線へ行けます。
これで一安心と、スマホを右手に持ったまま高島屋に入ろうとした時に事件は起こりました!

通りすがりのキレイなおばさまが、私向かって何かを言ったのです。
「・・・・・ダメよ」

???

あの、今なんて?
と聞き返すと、「撮っちゃダメよ。いいから早く行きなさい」 
(口調はめっちゃ穏やか)

???

えっと、撮ってないですよ

「法律で決まってるのよ。やめなさい」

えーっと、ほんとに撮ってないんですけど〜🤣🤣🤣

完全におばさまの勘違い。

そもそも、リュックの中には一眼レフ。
ストリートスナップを撮るとしても、スマホでは撮りません。

そんなに私の挙動って怪しいのかなー。

これまで撮ってて怒られたことはあるけど、撮らずに怒られたというか、諭されたのは初めてです。

面白すぎて、ニヤニヤしてしまいました🤣🤣🤣
良いネタになりました🌈


と、ここまでは事件当日に書いたものの、その後、おばさまの勘違いとはいえ誤解させてしまったのは確かだなーと、私には非があるかというと無いのだけど、それでも何か釈然としない気持ちで、どうするのが1番良かったのだろうかと考えていた。

「フォトグラファーである私」というのが頭の中で先行していて、ついつい強く反応してしまったのは確か。

今思えば、きちんと冷静に説明すべきだった。
「私が撮影していると思われたのですね。」(アクティブリスニング)
「この辺り(日本橋)はよく知らないので、先ほどまでGoogle MAPを見ながら歩いていたんですけど、目印の高島屋があったのでホッとして、スマホをおろしたんです。それが不審な行動に見えてしまったようですね。これからは気をつけますね。」(アイメッセージ)

実は私、昨年1年間ほどかけて日本メンタルヘルス協会の心理学の講座を受講していました。(基礎コース、プロコース)
そこでしっかり学んだはずのアクティブリスニングとアイメッセージが、咄嗟のことに出てこず💦
さらには強く反応するという間違い💦

あーーーもう。
学んでも行動できないなんて、身についていない証拠。

リピート受講してもう一度学び直そうと思った蒸し暑い梅雨の日でした💦

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