「人生の意味を問う自分が滑稽に思えて仕方がなかった」 8月15日 終戦記念日 この日、私は沖縄にいた。 沖縄へ来たからには 絶対足を運びたかったひめゆりの塔。 冒頭の言葉は ひめゆりの塔へ行って私が強く思ったこと。 1945年 沖縄戦争は たった75年前の出来事なんだと改めて驚いた。 一瞬にしてたくさんの命が消えていった。 【誰のため?なんのため?】 沖縄戦争体験者さんのインタビューの中で こんな話があった。 「兵隊さんが最後死ぬ時 天皇陛下万歳と言うんだ、と
いつからだろう。 【死】を日常的に意識するようになったのは。 いつからだろう。 人生は有限であるということを意識し始めたのは。 言葉にすると陳腐でどこか悔しい。 【当たり前】 これ以上に愚かな言葉が見つからないと 日を追うごとに強く胸に刻まれていく。 朝陽の暖かさ 億劫な目覚め なでるようにそよぐ風 いたずらに笑う子供の声 季節の香り やりたくないことから逃げたり 時々立ち向かって乗り越えた時の愛しさや 痩せたいと嘆きながら頬張る山盛りのご飯 自分なんてと蔑ん