Motion Design Festival 「お祝いアニメーション」の制作プロセス
こんにちは、最近ブラックコーヒーが飲めるようになったさりです。
Cocoda!は大学の先輩方のプロダクトということもあって以前から応援していたのですが、このたび、7月27日(月)まで開催中のMotion Design Festivalにも参加してみました!
今回はCocoda!の運営の方から制作のプロセスを公開していただけないか、という依頼を受けたのもあり、モーションデザインの制作プロセスを自分なりにまとめてみました。Motion Design Festivalの詳細は、Cocoda!の公式noteを出されているのでこちらのリンクをどぞ!
つくったもの
DailyMotion #004 「お祝いのアニメーション」
モーダル上でのアニメーション、というイメージで制作しました。
制作プロセス
今回の作品の制作のプロセスをご紹介します。
1.イメージを膨らませる
まず、DribbbleやPinterestを見て制作物のイメージを膨らませます。
どんなモチーフが出てくる?
どんな色味が使われているものが多い?
どんなサービスのどんなシーンに使われる?
制作物を見て誰にどんな気持ちになってもらいたい?
誰かの作品のパクリではなく掛け合わせでオリジナリティを出せるように、できるだけたくさんのアイディアに触れておくのがいいと思います。
また、いいと思った作品は「なぜいいと思ったのか」「どこがいいと思ったのか」を考えてみると、自分の制作物にも活かせるかもしれません。
2.ラフ画を書く
アイディアをいくつか書き出してみて、良さそうな案を選びます。
3.細かい部分をリサーチする
今回の制作物では、「メダルの表現」に関して、
どうすればメダルっぽくなるのか、形、色味はもちろん使われている効果や配置などをリサーチします。
noteのダッシュボードのメダルが好きなので、今回はそれに少し寄せて制作してみることにしました。
4.illustratorでデザイン素材をつくる
❶メダルっぽさを意識しながら素材をつくる
少しだけぼかし(ガウス)をかけています。
❷周りに配置するキラキラをつくる
色味のバランスを見ながらカラーをいじります(感覚)。
❸レイヤーを分割する
5.AEでアニメーションをつくる
❶メインとなるもの(メダル)の動きをつくる
まとめてオブジェクトを動かしたい場合はヌルオブジェクトを使うととても便利です。
❷サブの動きを作る
線の太さや色を途中で変えたいオブジェクトはAfterEffectsで作成します。
輪のオブジェクトは線幅とスケールのみ、キラキラは不透明度のみをいじっています。
❸動きの微調整をする
(⚠️上記のaepファイルは素材の収集を行っていないため、DLされる場合は①上記のaiデータも一緒にDLし、②素材の読み込みを行ってください〜!)
\ 完 成 /
制作のまとめ
今回、久しぶりにillustratorとAfter Effectsを使った自主制作をしましたが、やっぱりめちゃ楽しいですね...。(業務ではfigmaを使用することが多い)
Motion Design Festivalを通して、同じテーマで制作している他の方の作品とかも見れたりしてとても刺激になったので、参加して良かったです。
最後にいつも参考にさせていただいている、だいすきなクリエイターの方々をご紹介して締めたいと思います!
いつも参考にさせていただいている方々
・どまそさん
・オトピさん
・Nateさん
・いっしんさん