#15 ハロー効果
こんにちは、S&Mです。
このハロー効果を知らなかったら、企業のマーケティングに躍らされてしまうかもしれません。今日はその問題を解決する1つの方法として、ハロー効果を解説します。
では、さっそくハロー効果の説明をします。
ハロー効果とは?
学歴の良い同僚は仕事もデキるように見えませんか?
ハロー効果とは「後光効果」とも呼ばれ、1つの特徴に引っ張られて対象が歪んで見える心理傾向です。
簡単例えると
『本当はスポーツできないのに服装や持ち物がプロ使用のモデルで、実際にスポーツもデキそうに見える』みたいなものです。
ハロー効果の具体例
企業のCMで高感度の高い俳優さんや女優さんを起用するのは、このハロー効果を狙っているからです。
高感度の高い人がCMに出ているということは、この商品は内容も良いに違いない。冷静に考えれば、そんなはずはないにも関わらず、人は合理的な判断ができなくなります。
アメリカ大統領選挙で多くの有名人が自身の応援する候補者をSNS等で拡散しているのは、このハロー効果に則った宣伝方法です。
ハロー効果の活用方法
ここでは誰かを説得したい時のハロー効果の活用方法をお伝えします。
ハロー効果を活用する方法は、
『専門性や認知度が高い人の意見や評価をもらうこと。』です。
その理由はハロー効果は「誰が」言及しているかで効果に差が出るからです。
例えば食品を販売するショップの場合、一般人の感想よりも、一流シェフなどの食専門家による専門知識を交えた評価の方がハロー効果が大きく出ます。
また #1 ウィンザー効果でもお伝えしたように人は第三者からの間接的な情報により信憑性を感じる生き物です。
誰かを説得したい時には専門性や認知度が高い第三者の情報を交えて伝えてみてはいかがでしょうか?
まとめ
#15 ハロー効果 いかがでしたでしょうか?
ヒトは口コミなどの第三者の影響力を大きく受ける生き物です。それを正しく認知して、上手く使ってみて下さい!
では、また次回お会いしましょう!
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