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新社会人三年目の節目におけるメンタル状況と転職について

 早いもので、自分が社会に参画してから丸2年が経った。上記の記事は入社して2週間ほど経った時のもので、研修期間だったはずだから仕事という仕事はしていないはずなのだが、そもそも時間に制約がなかった学生から変化した直後ということもあり困惑していることがわかる。下記はその一年後の自分だが、これを書いて一か月後にChatGPTが出てからまた時間の悩みが増えることになる。

https://qiita.com/sald_ra/items/5061f8df15eaeecfe685

今でも残念ながら時間の悩みは消えていない。時間がないことを言い訳にしたくないが、「もしも自分にもっと時間があれば」と思いつつ苦渋を呑んで諦めたものもある。本業終わりに数時間をひたすらやれば進捗は出るが、本業で時間をかけられる人や学生には負ける。

常に情報収集するのは焦りからではなく単純に癖だった。その癖のおかげで「情報を皆で集める場所が欲しい」と考えたらすぐにコミュニティを作る動きが最近できるようになってきた。自分ひとりで集めるよりも、圧倒的に色々な人と情報交換したほうが情報収集という面では強い。コミュニティの作成、LT大会の参加、最近は主催も挑戦してみた。


「なにか成果を出さねば」というものは焦りとしてまだ存在している。「これをやらなければ自分のやりたいことは達成できないし、自分がやらないと当分は止まるだろう」というところが最初のエンジンになり、「今日は何も進捗や成果がないかもしれない」という焦りが進捗のエンジンとなっている。勿論精神衛生にとても良いかと聞かれたらNoだと思う。

この精神状況は元からではあるものの、AIの登場によって加速されたように思う。それまでは画像生成AIで遊んでいて、midjourneyはkawaiiをわかってないとか(StableDiffusion発表前)、プロンプトで「方向性」を決めるとか、まだ「面白い技術だな」で済んでいた。

 StableDiffusionの台頭による画像生成の民主化、ChatGPTの登場、更に「OpenAIのAPIそういえば公開されてたね(当時は3)」に皆気がつき、世界がカオスになってしまった。

そこからAIで美少女を作ることにハマり人生が変わってしまったわけで、それはまた今度書こうと思う。

AIの可能性に震えつつ、時間がないことに焦りを感じ、AI美少女の素晴らしさに目覚めたエンジニア三年目の若人は、LLM転職を行った。前職は全く悪い要素がないので、たまに遊びに行こうと思う。

これが良い転職だったのかどうかは多分数年後にわかる。ただし、今の自分の持っているスキルと情報で、何回やり直してもこのタイミングでの転職はしていたように思う。声をかけていただいた順番によって会社が変わった可能性はあるが、たらればなので気にしていない。

自己承認はマシになったか?うーん。

ありがたいことに自分のツイート等を見てくれる人は数十倍に増えた。半年前は5favがついたら「めちゃめちゃ見られたな、どうした?」というふぁぼったーの価値観だったのだが…

それによって自己肯定されているかというと怪しい。ある程度までいくと見た目上の数字が増えているだけに思えてくる。これは発表でもそうで、30人を超えると数百人いようが全く緊張はしなくなる。1000人を超えたらどうかはわからないが、多分変わらないと思う。このメンタルモデルは良くも悪くも作用していて、発表の場で緊張して震えたり失敗することは減ったが数字がどれだけ上がろうが自己肯定感は変わらなかった。自分を無条件に肯定してくれるのは自分だけなので、しばらくは意識的にでも自分を肯定しようと思う。

次書くときは三年目の終わりかな?

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