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ぶつ切りではなく、薄くつながる
珍しく私の電話に着信履歴があることに気付きました。
(電話を使わないわけではないけど…基本お友達が少ないもので汗)
知り合いではなく、なんだか知らない番号。
詐欺電話か?など一瞬考えたのですが市外局番に見覚えがあります。
数日前の事を思い出して、折り返しの連絡をしました。
思った通り、「私の出身大学」からでした。
数日前に「そうだ、少しは母校のためになにかするか」と思い立ったのです。少しの金額ですが寄付?的な窓口に送金したのです。
新潟の地方都市にある小さな大学、
一般的に言えば「Fラン大学」だといわれてしまうところです。
白衣を着て、実験をして、レポート徹夜で書いて、
テスト前に過去問頼み込んだり。単位おとしそーと嘆いたり
友達と飲み歩いたり。家庭教師のアルバイトを自転車でいったり
理系大学生として成績が良いわけではないですが、楽しかったと思います。
氷河期ど真ん中の就職活動で、理系職を諦め全く別のお仕事についてしまったので、大学で学んだことがまったくいかせず
卒業研究で関わっていただいた教授や
大学に通わせてもらっていた両親には申し訳ないと思っていました。
で、そんな思いも薄れていたのですが
何のご縁なのか「大学」という場所で働くことになり
学生に関わっていて、「学生時代の私」と同様に
★実験と就職の両立とか
★理系が苦手とする「思いを載せる」こと
★理系職じゃない就活ってどうする?・・・・などなど
これ、私が通ってきた「あの時じゃないか?」
20数年も前の話ですので、すべてではないですが
理系学生の経験が、今になって「現代の学生」に活かせるところがまぁあること。
あ、あの経験今につながっていたんだ。
ここ数か月(とくに年末から)多くありました
過去の私が経験したアレコレとの関連。
実は理系職につけなかった、後ろめたさはずっとあったのです。
そんな私のキャリアに一貫性がないね、なにがしたいの?と
同大学出身の人に言われてショック、というか「なんでできなかったんだろう」と胆力のない自分を責めたものですが
理系の経験、超変化球で活かせているぜ!
今は少しだけえっへんと胸をはりながら言えそうです。
そんな楽しくも、ほろ苦い経験ができた4年間があったから
今につながってます、ありがとうございます
という気持ちが出て、ふと思い立っての寄付だったのです。
そしたら「まこさんですかーすみません、入金がかくにんできなくてー」
という電話でしたびっくり!!
※その後しっかり確認ができたので大丈夫でした。
またその担当の方に
「なかなか、卒業生の方に寄付いただけなくて、今回どういったきっかけですか?」と聞かれたので
・・・・たまたま思い立ったからです★とも言えなかったので
しどろもどろに何か答えたと思います
(もう覚えていない)
今その大学に通う学生が、快適に学べればそれでよし!
こんなお金の使い方もありかなーと思う木曜の夜でした。
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