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優しさは肉球からそっと


片頭痛でへにゃへにゃになりつつ、昨日noteを書き首周りをほかほかに温めながら薄暗い部屋に横たわっていました。


片頭痛の「サイン」収まった後、いつも以上に光に過敏になります。
まぶしいのは普段からあまり得意ではありません。

数年前、とあるおつきあいで建売住宅の内見に行ったのですが
「和室のライトが丁度いいくらいですよね。目の色がうすいですから」
と言われて、自分でも薄いか?と自覚がなかったのでびっくり。


だからまぶしいの苦手なんだぁ。となんだかその方の営業スキルとともに
40年の時間(当時)を経て感心するやら、腑に落ちるやら。


「光がまぶしくて目が開けられないよぅ」という妖怪のようにもぞもぞしながら一人布団にもぐりこみます。

しばらくすると
「ひゃ・・・」という猫ちゃんの声が聞こえ。目をやると側に座っていました。

私を覗き込むようにしています。
「いつもより相当早く帰ってきて、ふらふらしながら布団にいるけどどうした」みたいな表情です。

大丈夫だよ…と声をかけてその後ウトウトしていると
「しょうがないなぁ。暖をとってあげるよ」
とノシーンといつもと違うところに寄りかかって鎮座。
目を細め「これでいいでしょ」と悟ったような顔をされました。

(それが邪魔じゃないかどうかという事は別として)


猫ちゃんは結構高確率で私の体調不良時には「大丈夫か」と心配してくれます。今回に限らず、昨年胃がもげそうになり七転八倒している時にトイレにこもる私に「平気ー??」「どうしたのぉ~」とニャーニャー外から鳴いていました。

その後、よれよれになって床に転がっている時は
「もうもう、どうしたっていうのよぉ」と側でにおいを嗅ぎ嗅ぎにゃあにゃあ。


猫ってわがままなのでは?というステレオタイプの「猫像」とは大きくちがうものなんですよ(猫バカじゃないと思いたい)


一緒に暮らしていると「我ら仲間なり」という意識は猫ちゃんにもあって
仲間に何か異変が起きたときにはどうにかせねば
くらいに思っているのかもしれません。(わからんけど)


猫ちゃんからの優しさを肉球からそっと渡され受け取った昨日。
(本当は嫌だけど)頭痛も少しだったらいいな、なんて感じました。


夕方そんなこんなで昨日は猫ちゃんで暖を取りながらウトウトさせてもらたので今日は頭痛もなくすっかり元気です。
「お礼」のドライ鶏むね肉を朝から献上。

ん、苦しゅうない。
だそうです笑。



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