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本当に仕事ができる人とは?

仕事ができる人ってどんな人だろうか?
僕が出会ってきた仕事ができる人、
僕が思う仕事が出来る人は、
皆、仕事ができると思わせない人だ。

僕は今までの仕事上沢山の会社の社長に会ってきた。
大企業ではなく中小企業の社長なので
デカすぎる組織はわからないが
上手くいっている会社の社長は共通点がある。

仕事には厳しいが大体、部下や周りの人にまたこんなことやってーと突っ込まれてる。

お茶目な人が多い。

そんなことを言われてもちゃんと利益を生む。

例えそれがその場の利益でなくても
最終的に利益になる。
なんだかんだ適当に見えて締めるところは締める。

そういう人は仕事が出来ると思う。

逆に覚悟だとか責任だとか本気とか夢とか
そういう言葉をよく使う人の会社はあまり上手く行っていない。

そういう言葉をいう人はたぶん、本当に仕事を背負っていない。人を背負って仕事をしていない。

たぶん裏切る。その人について行ったら裏切られると思う。

皆サラリーマンだから分かると思うが、
覚悟、本気、死ぬ気、責任とか言われても
ピンとこないと思う。

そんなものは全く裏付けもないただの感情だ。

仕事でいうと逃げの言葉だと思う。
本気でやると言う以外の言葉やビジョンがないからそういう言葉に逃げる。

本当にやりたいことは?
本当に好きなことは?
本当に好きな人は?

そんなものはただ具体化できないからいうだけ。

本気で好きって、好きな人に言っても付き合えるわけではない。
それが仕事だと思う。

今日から本気でやろうと思ってできたことがあるだろうか?

ない…

本気でやれと言われて何が生まれる?
危機感を持たせるために?
そんなことで上手くいくなら誰でも上手くいくだろう。

危機感を煽って進む組織の結末は見えている。
実体験からしみじみ思う。

仕事ができる人はそれがわかっている。
だから常に楽しそうにしてる。
というか、人に隙をわざと見せてる。

だからこの人凄いだけで終わらせない。

この人ここは凄いけどここがダメだなと人に思わせる。

そうすると親近感が湧く。

だから人の使い方が上手い。
本人が楽しんでるように見せて人を巻き込む。

そんな人が仕事ができる。

今の会社でいうと、最近還暦になったおっちゃんがいるのだが
その人は、間違いなく仕事ができると思う。

なぜなら還暦なのにおっちゃんと30半ばの若造が言えるようなキャラだからだ。
尊敬の念を込めておっちゃんといえる。

そんな人に人はついていく
だから仕事が出来るのだ。

一般的に仕事が出来る人物像とは違うかもしれないが、
客観的に見ると僕が出会った人で会社が上手くいっている人は、そういう人が多い。

人間的な隙があると思わせてる人。

スキルがある経験がある、だから仕事が出来るわけではない。
経験やスキルは誰もが養える。

仕事で人を背負うと言うことがわかっている人、それが仕事が出来る人だと思う。

僕も人を背負える仕事が出来る人間になりたいと思う。

サラリーマン1世

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