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グラフィックレコーディングをご依頼いただく理由と、アナログ・デジタルの特徴について。

フリーランスとして独立する前からグラフィックレコーディングをしてきたので、2024年7月現在でかれこれ5年程の経験となりました。
そんなこれまでの経験を踏まえて、グラフィックレコーディングをご依頼いただく主な理由と、アナログ・デジタルの特徴について実例写真も載せつつ共有したいと思います。

  • グラフィックレコーディングの活用方法を知りたい方

  • これからグラフィックレコーディングをやってみたい方

  • グラフィックレコーディングを行う時の一連の流れを知りたい方

ぜひご一読いただけたら嬉しいです。


グラフィックレコーディングの一例

アナログ・デジタルそれぞれでお仕事の一例をご紹介いたします。

アナログの例

守山市役所にて開催 イベント 第一回「co.shiga.5 」(1-2枚目)[模造紙]
上記の続き(3-4枚目)[模造紙]
イベント最中の様子
木津川市役所(京都府) 「若者会議」 /  市長と若手市民の対談 1枚目(全4枚)[模造紙]
上記のイベント 作画中

デジタルの例

埼玉県飯能市 ニモカカクラブ様 / カフェを作るための話合い[デジタル,A3]
大阪府臨床工学技士会様 医工連携セミナー[デジタル、A4]

More お仕事例はこちら

その他、過去の事例はこちら(大道レイチェルHP「お仕事例」▶️グラフィックレコーディングカテゴリーをぜひご覧ください。

グラフィックレコーディング起用の主な目的

私の元にグラフィックレコーディングのご依頼をいただく方々に、使用目的を明確にするため、起用する理由を伺っています。皆さんに共通するその主な理由として大きく3つあるかと思います。

ご依頼理由の3つの共通点

  1. 年齢や職種など立場の違う人たちの間がお互いに理解しあうために、親みのある絵を使った記録によって、コミュニケーションのきっかけとなってほしい。

  2. 絵と文字でイベントや話し合いの内容を残し広報に活用することで、世間のより多くの人に興味をもってもらいたい。

  3. 第三者からの目線で自分たちの議論をまとめてほしい。


せっかく講演会・対談・ワークショップが行われたとしても、「話して終わり」となりがちです。一ヶ月後には話の内容をはっきり思い出せないこともあるかと思います。そんな時にグラフィックレコーディングがあると、感情と記憶が結びつくことにより、より鮮明に思い出すことができます。

私のグラレコの特徴として

グラフィックレコーディングをされる方のバックグラウンドは様々ですが、私はベースがイラストレーターですので、特徴としてやはり絵が多いことがあります。よくお声としていただくのを(手前味噌ですが)記載しますと、

  • 絵が親みやすく可愛いので、つい観てしまう

  • まとめ方が上手でわかりやすい

  • 最初の相談時から丁寧な対応で安心できた

と言っていただく機会が多くあり、大変感謝です。もっとこれらの特徴を意識していこうと思っています。


グラフィックレコーディングの行い方

グラフィックレコーディングのやり方として、
①現地で模造紙などにアナログで描いていく方法 
②zoomに参加しデジタル(ipad)で描く方法
③イベント後に録画をいただき、デジタル(ipad)で描く方法

の3種類あります。以下それぞれの特徴について記載いたします。

現地(アナログ)の特徴

  • 現物が出来上がっていく様子が見れるので、参加者の人たちにも楽しんでもらえる。

  • 面白い体験→感情と結びつき、より記憶に残りやすい。

  • 途中でグラレコを見ながら対話を振り返り、話の続きを深掘りして進めることもできる。

すべての登壇が終わった後にグラレコの前に集まる参加者さんたち。グラレコをみながら会話が始まり、交流が生まれるのが1つのいいところだと思います。
木津川市役所にて、市長×若手市民の対談を描かせていただき、最後にみなさんでグラレコをみながら振り返ってカジュアルに会話されているのが嬉しかったです。
滋賀県立大学人間看護学部の集大成の発表会にて。学生さんたちも楽しく振り返ってくれていました。
滋賀県立大学 人間看護学部4回生で発表された方々。自分の似顔絵を指さしてもらっていたところを、許可いただきお写真撮らせていただきました。
後日同大学で開催されたオープンキャンパスでも展示いただきました。


オンライン(デジタル)の特徴

  • iPadで作成するので、アナログより綺麗に作成できる。見やすい。

  • より広範囲の修正がしやすい。

  • zoomで場所を問わず行える。

  • zoom中も画面共有をすることで、参加者同士で振り返ることが可能。

  • オンラインだけでなく、現地でスクリーンに作画画面を投影しながら(参加者に見せながら)描くことも可能。


株式会社ヒューマンクエスト様 ラーニングバー にて、ワイワイガヤガヤ楽しい様子の中で私だけzoom参加でグラレコさせてもらいました。
上記の続き
最初にも登場した、ニモカカクラブ様のみんなのカフェの話し合い 2日目のもの
上記のグラレコの内容をもとに、さらにA2サイズのイラストとして作画の依頼をいただきました。こうして印刷して飾っていただき、イベント来場のみなさまに楽しんでみていただけました。(写真は許可を経て掲載しています)
イラストを真ん中に、両端にグラレコ2日分を飾っていただきました。
同じくニモカカクラブ様の2023年のイベント。講演会を描かせていただきました。

母校の創造社デザイン専門学校様の、学校案内のお話を描かせていただきました。ご希望により高校生に興味を持ってもらえるような楽しい雰囲気にしています。Youtubeにも描いている画面を載せていただきました。


コロナの期間中はイベントなどはすべてzoom開催となり、グラレコもずっとzoom×デジタルで行ってきました。2024年からコロナが落ち着いたこともあり、現場に赴きアナログで行うグラフィックレコーディングが増えました。


録画を描く(デジタル)の特徴

  • リアルタイムでなく、録画なので、ゆっくりまとめることができ、より綺麗で見やすい記録を求める場合は最適。

  • 綺麗に見やすくまとめますが、同時に手書き感も残して親しみを大事にしています。

SUNDRED株式会社様 Regenerative Urban Farming Workshop 第二回(1/4)
上記の続き(2/4)
上記の続き(3/4)
上記の続き(3/4)

イベント後のご対応について[納品・修正]

納品手順について

  1. グラフィックレコーディングのご確認

  2. 修正のご希望があればご対応

  3. 修正完了次第、納品・請求書の作成となります。

  • アナログの場合、現場で撮影した写真をPhotoshopで明るさ・サイズを調整し、見やすくしてからご希望の形式で納品します。

  • 形式:JPEG,PNG,PDF など一般的な形式全てご対応可能

修正について

  • アナログ・デジタル両方とも、誤字脱字などの部分的な修正は可能です。

  • アナログ形式の場合、現場ですと白いシールの上から文字を書き直します。イベント後ですと写真の画像をPhotoshopで修正できます。


いつでもご相談ください。


私がいつも大事にしている心構えとして、「お客さん」とグラフィックレコーダーではなく、「一緒によりよいイベントを作る」という気持ちを大事にしています。その結果、自分のイラストが一つのきっかけとなって人と人がつながってくださったり、笑顔が生まれたらそんなに嬉しいことはありません。

そのためご相談いただく際にはヒアリングの段階を大事にして、本番までに出来うる準備を徹底的に行うようにしています。

グラフィックレコーディングを取り入れてみたいという方は、ご相談だけでも嬉しいのでぜひお気軽にお問い合わせください。

大道レイチェル ホームページ


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