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公園で採ってきた高級キノコで漢方を作ってみた話part1

 
 2021年8月2日試験期間真っ只中の朝、僕は、千里中央の近くにある、千里東町公園にキノコ探しに行くことになった。


 どうしてかといえば、昨夜、昆虫採集が趣味の同志に、とあるキノコを採ろうと誘われたので、2日後に期末試験が3つあったが、好奇心が勝ってしまい、彼についていくことにしたからだ。


 目当てのキノコは採ることはできなかったが、藪に入り、蚊に刺されながらも、僕らはマンネンタケ(霊芝)という1本2000円は下らない高級キノコを手に入れることができた。写真があったので是非見ていただきたい。

 マンネンタケ
まんねんたけ / 万年茸
[学] Ganoderma lucidum (Fr.) Karst.

担子菌類、サルノコシカケ目マンネンタケ科のキノコ。レイシ(霊芝)、サイワイタケ(幸菌)、サキクサ(福草)、カドデタケ(門出茸)などの名もある。傘は普通、腎臓(じんぞう)形で、へこんだ部分に茎がつくが、円い傘では中央部につく。傘は幅5~15センチメートル、厚さ1センチメートル内外、上面は硬い殻皮をかぶり、表面は赤褐色ないし紫褐色で漆器のような強い光沢をもつ広葉樹の根株腐朽菌で、7~8月ごろ切り株や幹の根元によく発生する。

引用 コトバンク (一部抜粋)

古代中国では、「不老長寿の仙草」として、重宝されていたみたいだ。効能は簡単にまとめると

老化の予防や抗がん薬はもちろん、精神を安定させる寧心安神作用もあり、ノイローゼや虚弱による不眠や不安、健忘、動悸、頭痛などの症状や、各種の慢性肝炎、高血圧や糖尿病、狭心症などの生活習慣病にも有効

 帰りの阪急電車の中で、マンネンタケについて調べると、上記の様に漢方になるということと500g1万円超というスーパーキノコであるということを知ったので、美食家として、山を愛するものとして、茶を作ってみようと決心した。念のため、梅田の紀伊國屋でキノコ図鑑を購入し、鑑定してみたが、そっくりだったのでやはり、マンネンタケだろう。次のページでは実際にマンネンタケ茶を作ったので、紹介しようと思う。

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