【応援歌】ソ♯を許さない会

肝心なのはファ♯ではなく、ソ♯の前後です。

こんにちは、サク来です。
今回は応援歌の運指に関して話したいと思います。

本題に入る前に前提として。
運指とは、指使いのことで、トランペットなどの管楽器では、どの指でピストンを抑えたら何の音が出るのかを指す言葉でもあります。

また、管楽器の音階はピアノのそれからキー＋2となる（例：管楽器のソはピアノのファ、管楽器のドはピアノのラ♯となる）ため、話がチグハグになる可能性があります。
ここでは管楽器での音階で表記いたしますので、ご注意ください。

トランペットの作りから考える

いらすとやの画像から説明すると、マウスピース（画像左のシルバーの部分）から順に「1・2・3」とピストンに番号が振り分けられます。

トランペットはこのピストンを押さえることとマウスピースに当てた唇によって音を出します。
例えば、1番のピストンを押さえたら、「ファ・ラ#・レ」などが唇次第で奏でられます。

このピストンが音を出す上で重要なポイントとなります。

ソ♯って何？

ここでタイトルにもあるソ♯についても説明しましょう。
先ほど番号ごとに出せる音が違うとありましたが、このソ♯はピストンでいう2・3番を押したら出るのですが、この「2・3」というのが非常に厄介で。
サク来の場合、そもそも3番を使うことは滅多になく、そのためいざ使うとなったとき、薬指に変な感覚が走ります。

運指が複雑な応援歌にソ♯が入ると演奏難易度がエグ跳ねします。

サラマン隊の場合

サラマン隊の応援歌にもソ♯が入る応援歌がいくつか存在します。

そんちょうさんは兼ねてより、このソ♯のエグさを理解しており、ソ♯が入った応援歌を作った際にはその都度、「ｽﾏﾅｲ・・・」と謝るとかしないとか（例：大﨑選手、河添選手等）。

最近の応援歌では、仲村選手の応援歌があげられます。

奏でる打球音は 勝利を呼び込む旋律 感動巻き起こす一打 魅せてくれよ来唯也

火の国サラマンダーズ　仲村来唯也選手　応援歌

5,6小節目の「まきおこす」がソ♯となっていますが、この前の「き」がラ（1・2）で、この応援歌一番の難所となっています（参考：サク来）。

タイトルで許さないとほざきましたが、使いたい気持ちも分かります。
使えば大﨑選手の応援歌のようなエモい雰囲気が作れるので、サク来も以前はソ♯を乱発していました。
現在の考えに至ったのは、おおよそトランペット担当になってからです。
ラッパ吹きになって、視野が広くなりました。
皆さんもトランペット、初めてみませんか？

今回は以上となります。
トランペットが全てだとは毛頭思いませんが、頭の片隅に入れて応援歌を作成することも重要だと思います。

最後に、サク来が好きなソ♯が含まれる応援歌を紹介して閉めさせていただきます。

それでは、また。