【応援団】そんちょうと学ぶドラムの叩き方
こんにちは、サク来です。
今回はドラムの叩き方について、火の国サラマン隊・隊長のそんちょうさんと一緒に紹介して参ります。
それでは、参ります。
スタンダードなドラムの叩き方
ハウトゥーは応援団体ごとに変わりますが、サラマン隊では座りながらと立ったままの2パターンの叩き方があります。
座りながらの場合は脚部を支点にして、フロントがグラウンドに向くよう調節します。
叩いた際に最も音が出るポイントにドラムを置き、叩く瞬間に最大の力を込めます。
全ての動作で力んでいると、試合中にバテるので、肩の力を抜いて挑みましょう。
細かいリズムを刻む場合は流して叩くのも選択肢の一つです。
人によっては足を組んでバランスを安定させたり、逆に伸ばして位置を調節したりと自分に合った叩き方を探す時間を作ると、より安定したパフォーマンスを出せると考えています。
サク来的には立ったまま叩くより座りながら叩く方が、思い切り叩けると思います。
立ったまま叩く時も基本は一緒、できる限りフロントをグラウンドに向けて叩きます。
ただ足で作っていた支点がなくなるので、マレットを持たない手でドラムを支える、片膝に乗せるなどの対処が必要になります。
座りながら叩く場合との一番の違いは、試合が見られる点だと考えます。
応援団の人数が少ないとグラウンドを見渡せられる人間が少なく、リードのサポートを行うことが難しくなります。
立ったまま叩くことで状況判断が可能になり、円滑に進めることができます。
アドバンスなドラムの叩き方
試合によっては一人で応援を回さなければならない、「ワンオペ」の場合があります。
サク来はこの時、ドラムをサスペンダーで腰に固定させ、右手にトランペット、左手にマレットを備えて挑んでいます。
この時、ドラムフロントがどうしても下を向いてしまいますが、ワンオペでそこを気にする余裕はありません。
ワンオペ時は体力を消耗するため、応援歌は極力演奏しない、トランペットを使うときは出塁時など一部のみに限るなど自分の中でルールを決めていると、多少はマシになります。
また非ワンオペ時でもサスペンダーで腰に固定して、両手にマレットを装備して叩く時があります。
イメージ的にはスネアドラムと同じ感じです。
二刀流にすることで表現の幅をより広げられるため、サク来は人数に余裕がある時に実践しています。
細かい叩き方ができて楽しいのですが、イニング中にサスペンダーが緩んで、ドラムがずり落ちる場合があるので、注意しましょう。
BADなドラムの叩き方
ここからはサク来の思う、悪い叩き方の例をいくつか見ていきたいと思います。
1.炊飯器/炊き出し
ドラムフロントがグラウンドに向いていない状態で叩くことをサク来は炊飯器と呼んでいます。
団体によっては炊き出しとも言います。
フロントが別の方面を向いていると、ドラムの音がその方向へ届いてしまい、グラウンドに響かなくなります。
叩く時はどこに音を響かせるのかを意識するのがコツです。
ちなみに炊飯器の語源は、そのドラムの持ち方がやよい軒におけるおかわり無料のごはん釜を交換する店員のようだったからです。
2.平置き
写真はベンチにダイレクトで置いていますが、ドラムに足を装着して、そのまま叩くパターンが主です。
黎明期のBCの内野スタンドにて、よく見かけた記憶があります。
ドラムを持つ力がない方からすれば負担軽減になりますが、先ほどの炊飯器のようにフロントがグラウンドを向いていません。
真下に響く形になり、さらに強く叩きづらいデメリットもあります。
よっぽどな事情がない限り、進めることができません。
3.自己流
知らない持ち方、叩き方。
写真はどこぞのフットサルチームの応援で見たドラムの持ち方です。
これだと支点・力点・作用点がぐちゃぐちゃで、まともに叩くことができません。
個性を出すのはまた別の所でしてくださったら助かります。
今回は以上となります。
応援の礎を作る、ドラム。
スタンダードがバッチリしているからこそ、より高い次元の応援が可能となります。
とりあえず今日のワンオペでたくさんドラムを叩くので、頑張ります。
そんちょうさんも今回のnoteのためにわざわざ手伝ってくださってありがとうございます!!
本当に思っています。
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