【応援歌】汎用応援歌・前編 ー選手全員に応援歌を作らない理由ー
こんにちは、サク来です。
汎用応援歌とは、応援歌が割り当てられていない選手に用いる応援歌のことを指します。
サク来は、汎用応援歌こそがそのチームの応援歌において屋台骨になっていると考えます。
今回は、汎用応援歌の魅力について語って参ります。
なお、今回は書きたいことが山ほどあったので、前後編に分けております。
前編では「汎用応援歌の魅力」を、後編では「汎用応援歌の歌詞・メロディについて」を語ります。
それでは、参ります。
汎用応援歌の種類
汎用応援歌といっても、球団によって様々な種類が存在します。
一番ベタなのは、そのまま「野手汎用」でしょう。
応援歌を割り当てていない野手にはこの応援歌を使用するホークスでは、最後に個人応援歌が発表された20シーズン以降、この応援歌を耳にする機会が結構増えたんじゃないかと思います。
一方、野手汎用に加えてポジション別・年齢別に汎用応援歌を設ける所もあります。
前者は捕手専用の汎用応援歌、後者は30歳以上の選手専用の応援歌となっています。
この汎用テーマBは22年現在、武蔵HBの片山博視選手の個人応援歌として現在でも用いられております。
また、前回もお話した投手応援歌についても、ちゃんと汎用応援歌が存在します。
この他にも、外国人選手専用応援歌に、ある地域出身の選手専用の応援歌など、チームごとに特色があるのも印象的です。
汎用応援歌の意義
汎用応援歌は、あくまでも”ホップ・ステップ”の地点で戦う選手に向けての応援歌であり、”ジャンプ”するまでの準備期間で用いられる曲だとサク来は考えます。
NHKで放送されている「球辞苑」でも、元DeNAの細川選手に関してのシーンが放送されたように、活躍するその日まで寝かせることも多々あります。
チームの中心人物になるにつれて、汎用応援歌が用いられた選手に対して個人応援歌が熱望されるケースは多く見受けられます。
2018年にブレイクした楽天の田中和基選手はその際たる例でしょう。
当時、日米野球でその存在を世に知らしめた田中和基選手は汎用テーマAで応援を背に受けておりました。
未来溢れる選手にどんな応援歌が出来るのか。
高校生だったサク来はワクドキでその日を待ちわびていました。
歌詞とメロディが相まって耳に残り、一時ミームとして流行もしたクセに残る応援歌となりました(2019年の楽天応援歌がひと悶着起こしたことはおいておいて)。
近年では、流行り病によって応援歌を全く発表しない応援団が増え、「この汎用応援歌というと○○選手」となる方も少なくないと思われます。
流行り病以前は、その「というと」が浸透する前に個人応援歌が出来るケースが多くありました。
サラマン隊における汎用応援歌
サラマン隊では、今まで4曲の汎用応援歌を発表しました。
捕手汎用1番
汎用テーマ2番
投手汎用テーマ(3番)
外国人汎用4番
以上の4つです。
投手汎用テーマに関しては、以下の記事でも語った通り、廃止され、現状3曲を用いています。
独立リーグで汎用応援歌が用いられるケースはチームによってまちまちです。
滋賀Bでは、途中入団した選手にも流用で応援歌を割り当てられるケースが多く、汎用応援歌はレアな応援歌となっております。
その点、サラマンダーズの応援歌は、汎用応援歌を用いる期間が平均と比べても長いと感じます。
これは、新入団選手の特徴からプレースタイルまでを観察して応援歌作成に臨んでいるからです。
22シーズンは5月までに有田選手以外の開幕までに在籍した選手の応援歌を発表しました。
有田選手には、捕手汎用応援歌が割り当てられています(23シーズンは作られるかな?)。
余談ですが、21シーズンで唯一、応援歌を割り当てなかった中島選手は、5月の発表にて個人応援歌が発表され、その座に有田選手が座りました。
個人応援歌を作成するうえで、選手をよく見ることは大切なことです。
本当は、ここから応援歌のメロディや歌詞についてお話する予定でしたが、あまりにも長くなるので、明日更新予定の後編で詳しくできたらと思います。
最後に、サク来の好きな汎用応援歌を紹介して終わらさせていただきます。
それでは、また。
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