【応援団】道具の手入れ/清掃で綺麗にしよう
こんにちは、サク来です。
今回は道具の手入れが大事だってことをお話しいたします。
収納する前の一手間
オフシーズンに入って二ヶ月が経とうとしています。
サク来は先日、そんちょうさんと個別の練習会を行いました。
さて、シーズンが終わったことでほとんどの道具たちは使用する機会がなくなり、来シーズンが始まるまで保管する必要が生まれます。
保管する前に一度、手入れや清掃を行うことは必要だとサク来は考えます。
ここで何もせずに収納すると、そこから来シーズン開幕前まで取り出す機会がない場合、異臭やパーツの変形などのトラブルに気づかずに過ごしてしまう可能性があります。
一度分解やメンテナンスを行うことで、それを防ぐことが期待でき、道具を高いレベルで長く使用できるようになります。
そして道具の手入れや清掃はシーズンオフに行うだけでなく、日常的に行うことが理想的です。
使用後に軽い清掃を行うことで、道具が綺麗になるだけでなく、些細なキズや破損にも気づくことができます。
道具ごとに異なるプロセス
手入れや清掃の手段は道具によって異なります。
一番確実に汚れを落とすことができるのは、水を用いることです。
手書き以外の横断幕はシーズンが終了して水洗いします。
雨に晒されたり、砂埃が付着したりと目に見えない1年間の汚れが大量に付着しているので、数回に分けて行うと、より綺麗になります。
洗うときに幕のハトメ(横断幕をロープで繋げるためにとめる輪状の金具)で破損があったり、とめが緩くなったりしたものを交換しておくことで、来シーズンに備えることができます。
新しくハトメをつける際は百均で購入したものと専用工具であるハトメパンチだけなので、手っ取り早くできるんじゃないかと感じています。
トランペットなどの金管楽器は水を張った湯船に専用のブラスソープを混ぜた後、楽器を細かく分解してそれに浸けます。
浸ける前に菅体(トランペットをトランペットたらしめている部分。ベルがついている)をぬるいシャワーで洗い流して、中の汚れを落とします。
湯船がない方は洗面器にブラスソープ水溶液を溜めた後、小さいパーツをそこに浸け、菅体を水溶液で浸した専用のブラシで洗うことでも清掃ができます。
しっかり洗った後は綺麗な水で洗い流し、直射日光が当たらない場所で乾燥させます。
しっかりと乾いたらグリスやオイルを差して、元に戻します。
このような丸洗いは月に一度行うことが理想とされていますが、サク来にはそんなことする時間がないので、シーズン開幕前に1回、シーズン中に1-2回、オフシーズンに1-2回行っています。
また「試合中に押し込んだピストンが戻らない」、「抜差管が開かない」などのアクシデントを防ぐために恒常的にバルブオイルを差したり、グリスを塗ったりして快適な演奏ができるように手入れします。
そしてシルバーポリッシュで磨いて、表面の汚れを落とします。
綺麗でピカピカの方がいいですもんね。
絶対にいいです。
トランペットだけでなくマウスピースも清掃が欠かせません。
専用のブラシで管内を水洗いして、乾かします。
管内を傷つけないように優しく磨くことがポイントだと思います。
ドラムは水洗いはできません。
しかしボロボロのボルトを交換したり、重曹とアルミホイルを使って錆を取ることはできます。
その際は専用のチューニングキーで緩めることでドラムの分解ができるのですが、日常でもヘッドが破損した時の交換や、調節など結構使用する場面があるので、常備しておくと良いでしょう。
道具を手入れ・清掃することで、綺麗な状態に戻すことができます。
綺麗になることでモチベーションを維持するだけでなく、異変やトラブルを防ぐことにつながります。
オフシーズンは時間があると思うので、この時に一気に取り掛かり、気持ちよく来シーズンを迎えましょう。
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