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昔の自分に伝えたいメッセージ

こんにちは、竹本倫紀です。今日は、昔の自分に伝えたいメッセージを書いていきます。

アスペルガー症候群だと診断を受けた後、私は、アスペルガー症候群について本で調べました。そして、ショックを受けました。

アスペルガー症候群の特性として、コミュニケーション、社会性、想像力に問題があります。私は、特に、コミュニケーションに問題があることに問題意識を感じました。

コミュニケーションが苦手で他人とトラブルを起こすくらいなら、他人とコミュニケーションを取らない方が良いのではないか?私は、そう考えてしまいました。

現実には、他人とコミュニケーションを取らずに生きていくことはできません。だから、他人とコミュニケーションを取らずに生きようと考えたことは、大きな誤りでした。

今、私は、他人と積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。私は、私のコミュニケーションのやり方と合う人がいることを知ったのです。

誰に対してもコミュニケーションが苦手なわけではなく、中には合う人がいるのです。また、相手がコミュニケーション上手で、私の苦手を打ち消してくれる人もいることに気づきました。

人は1人では生きられません。必ず、他人と何らかの形で関わる必要があります。同じ他人と関わるなら、明るく楽しく関わる方が、暗くつまらなく関わるよりも良いでしょう。

だから、私は、人を選んでコミュニケーションを取るようになりました。野球に例えれば、ストライクボールを打つ、ボール球は打たない、というように、この人とは合う、この人とは合わない、と区別して、話す人、話さない人を区別するのが良いと思います。

今、昔の自分に一番伝えたいことは、アスペルガー症候群の当事者でも、他人とコミュニケーションを取っても良いんだよ、ということです。昔の私は、他人とコミュニケーションを取ることを自ら禁止していました。それでは上手く生きられません。

他人とコミュニケーションを取ることが苦手でも、他人とのコミュニケーションを禁止する必要はありません。苦手は苦手なりに、他人とコミュニケーションを取っていけば良いのです。アスペルガー症候群の当事者の人は、希望を持って生きていきましょう。

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