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渋沢栄一と北伊勢上野信用金庫

7月3日新紙幣発行についてCBCテレビの取材を受けた。
新紙幣が手元にあった方が良かろうと、事前に銀行に問い合わせたが、4日になるという。
3日当日、朝のテレビを見ていると、新潟の信用金庫で、朝9時から両替をやるという。

10時半にCBCテレビが来たので、信用金庫はどうか、と言ってみる。近くにある北伊勢上野信用金庫をネットで調べると、「準備出来次第」と書いてある。電話で問い合わせ、四日市の本店に行く事になり、無事、新札ゲットとなった。

翌日夕方、呼び鈴を鳴らす人がいるので出ると、北伊勢上野信用金庫亀山支店の支店長さん。お話は、理事長さんがニュースを見て、「うちに渋沢さんの書があるので、宜しければお越しください」とのこと。
お言葉に甘えて、今日見せて頂いてきた。

業〈ギョウ〉は勤〈ツト〉むるに精〈クワ〉しく嬉〈タノ〉しむに荒〈スサ〉む。

学業は勤めれば勤めるほど精通するが、反対に遊びにふけっていればいるほどすさんでだめになるものだ。

唐の韓愈の「進学解」の一節で、栄一が好んで揮毫した一節です。

栄一は四日市との関わりも深く、北伊勢上野信用金庫前身の創業に関わった平野 太七さんとも交流があったようです。
テレビ取材からの、思わぬこぼれ話でした。      光

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