虎に翼27話(一美)
穂高は卒業生に
「変える というのは容易では無い。"当たり前"だ と思ってる法律、習慣、価値観が
間違ってると
わかっていても【受け入れられない】。変えられないのが人間だ。
それでも それを引き剥がし、
溶かし、
新しく 上塗りしていくしかない。
* 溶かして…←ここが凄い
巌窟に凝り固まった思考を溶かして… 意志が要りますし、意志だけじゃいかないね
*新しくしていく
というのは たやすいことではない
けれど…
上塗りしていくしかない
ん…? なぜ 穂高は
あえて"上塗り"という表現をしたのだろう…?
その真意は?
………………
突然 飛び込んできた特高警察
「答えろ!兄貴はどこだ!!」
香淑「朝鮮に帰りました」
兄からの手紙には
(早く帰って来い!)
香淑の取り調べで
特高警察
「朝鮮人で、思想犯の疑いのある兄を持つ君を 高等試験に受からせる奴がどこに居る!💢」
今、朝鮮に帰らないと
帰れなくなるほどの弾圧の中…
なぜ
香淑は日本に留まる?
香淑「みんなの試験を見届けて
それから…」と
香淑「皆んなと これからの
女子部の学生たちの為」
香淑「みんなは 次こそは必ず『受かる』って そう信じている。
それから国へ帰るつもり」
よね「朝鮮に帰るなら
今しかない!!」。
* 日本はどんどん直言(ちょくげん)できない国に突入していく
だからか…
穂高の 新しく"上塗り"していく は…?
一美